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- / ISBN・EAN: 4547462110305
感想・レビュー・書評
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強盗に入ったら、そこの爺ちゃんが盲目なのにめっちゃ強くて、逆に家の中を逃げ回るハメに。なんだかよくわかんない設定ですが、盲目の爺さんが異常に聴力が鋭くて音を立てたら殺されてしまうという設定には工夫があるし(「クワイエット・プレイス」とネタかぶり?)、さまざまなイベントを発生させて、最後まで緊張感が続くので、飽きずに見ることはできました。
ただ心の置き所が難しい映画でもあります。普通に考えたら、爺さんは被害者であり、強盗に入ったほうが悪い。でも爺さんがとんでもない鬼畜であることが途中でわかるし、強盗に入った彼らもそんな悪いやつじゃないし。若者たちを応援しちゃっていいものか、悶々としながら観ていました。まぁこのむずむした感じが本作の最大の個性なのかもしれません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
親父 無敵すぎ。
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空き巣によって金を貯めこのつまらない町を出ていこうとする若者達。目標まであと少し、最後の仕事に選んだのは盲目の老人の家。
かつてないほど゛死んだふり゛が繰り返される映画。と茶化して書いたけど盲目とはいえその家の主人はもと軍人だった。対する素人。映像をうまく使った緊張感のあるおいかけっこは必見。導入やキャラクターの成り立ちもとても綺麗にかかれていて面白かった。でも疲れた。のめり込みすぎて。 -
比較的に強盗が優位な状態だと思ったが、事態が逆転して両者の一歩もひかない粘り強い格闘が最後まで続いた。特に暗闇で女(ロッキー)が家主にバレてもう少しで撃ち殺されるだろうという場面は緊迫感が凄かった。
元軍人で、強そうだが潔白な家主だと思っていたが、隠された狂気的一面があった。
外なら安全という安心感も束の間に、このまま殺されるのかと思いきや...と、ラストスパートでも二転三転と立場が逆転する。
ニュースで"盗まれたものがない""強盗は2人"とされていたのは自分の罪を隠すためか?少なくとも女の罪を隠すためではない(まだ復讐心があるのでは)。
向こうではてんとう虫に幸福の意があるらしく、タトゥーや後半で再び現れたりと、女は命拾いして妹と生活の地を求めて逃亡(?)した。また、てんとう虫には聖母マリアの意味が含まれるらしく、例の地下室が馬小屋っぽいのもキリスト教的なニュアンスがあるとか。 -
WOWOW
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主人公らわるいわーざまあーとか思いながら観てたんだけど、じーさんもかなりヤベエ
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小者感のある強盗3人組vs強盗絶対殺すマンと化した盲目の元軍人。
シチュエーションは『パニックルーム』と似たところがあるが、『パニックルーム』はストーリーが進むにつれて強盗の良心が表れていくのに対して、こちらは家主の異常さが浮き出されていくのが面白かった。
エンディング後、妹ちゃんは幸せになるのだろうか?