悩み・不安・怒りを小さくするレッスン~「認知行動療法」入門~ (光文社新書) [Kindle]

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  • 怒り、不安、恐怖など人間には多くの雑念があります。
    この本は認知行動療法で認知の歪みを見直したり、その雑念の根底にあるものに意識を向けて心の揺れを小さくしてくれる本です。

    また自分にとっては心理学の入門書みたいな感じで興味深く読むことが出来ました。
    また自分が怒りなどの感情でめげそうになったらこの本に書かれていることをひとつでも実践に取り入れていきたいと思いました。

    認知行動療法とはも、少しわかった気がします。

  • 認知行動療法の入門新書。アンガーマネジメントやマインドフルネス、アサーションなどにも触れられているので、自己啓発書の補助線として。

  • 認知行動療法には以前から興味があり、概要を知るために、図書館でたまたま借りられたこの本を読んだ。
    本にも書かれている通り、この本は認知行動療法の概要と著者の解釈も含めた説明とのこと。文章は読みやすく、認知行動療法の全体像をつかめたのが良かった。
    どの部分が著者の解釈なのか、明確でないところがあった。別の本で確認していこうと思う。

    気になった:
    最終章はマインドフルネスだが、ここだけ取ってつけたような紹介で、内容にまとまりがないと感じた。もっと大まかな紹介に留めてもよかったのでは?

    メモ:
    ・着目点:自分にとって嫌な事が起きているとき「自分の認知」が歪んでいる可能性に着目する。
    ・分析:といっても、自分の認知を簡単にみられるわけでもない。→望まない結果を生んだ行動や考えを書き出し、何故そうなっているのか?分析してみる。
    ・実験:原因らしき行動や考え方を見つけたら、それを試しに他のものに変えてみる。ある程度試して結果が良ければそちらを採用。

    作業としては難しくない。
    ・認知の歪みを自分事として捉えられるか
    ・変えてみようと行動できるか
    ・実験を最後まで続けられるか

    ここがポイントかなと思った

    ※紙の本で読んだけど、電子書籍しか出てこないのはなぜ?

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著者プロフィール

九州大学大学院 人間環境学府 博士後期課程

「2019年 『公認心理師 実践ガイダンス 2.心理支援』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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