色んなところで聞いてはいたが実際にはどんなものかわかっていなかった「行動経済学」。当初大学で勉強してきた経済学と何が違うんだろうと思って読んでみた。
まずわかったのが従来の経済学では「人間は合理的・利己的な選択をする」という前提条件があったがそれでは説明がつかない事象が現実世界には起きており、それを説明できるのが心理学+経済学=行動経済学という分野である。
この本は入門書なので心理学の用語、定義を細かく説明してくれている。マンガの挿絵やコラムもあって非常に読みやすい。ただ入門書なのでこれだけでは行動経済学の全体像を理解するには不十分だとも思った。
それでも読む前の行動経済学ってなに?という疑問は少しは解消できたかな。
最後にこれ、池上さんが書いたわけじゃないこと。具体的には他の人が書いたものを池上さんがチェックしてるというところは注意するべきことかもしれない。
それでも入門書としては読みやすく行動経済学のとかっかりとしてはいいと思った。

2024年4月21日

読書状況 読み終わった [2024年4月20日]
カテゴリ 入門書

Amazonの創業者で有名なジェフ・ベゾスの半生と経営方法、思考などが分かる本。前回のイーロン・マスクと同様にマンガとコラムでわかりやすく説明されている。
この方、具体的に何をしたとかどんな考えを持ってるか全く知らないのと同時にやっぱりどんな思考をしているのか知りたくて読んでみた。
顧客中心のサービス展開、素早く実行できる組織づくり、失敗を是とする企業風土づくりなどやはりイーロン・マスクに近い部分があるのではないかと思った。
現在はAmazonのCEOを退任し、宇宙開発事業に力を注いでいるのもやはり顧客中心のサービスから派生する人類の課題をクリアしたいという思いがあるのかなと思った。
やはりビジネスで成功している人は実行力の強さ、決断の速さ、失敗を糧にするだけの力があるんだなと思った。

2024年4月16日

読書状況 読み終わった [2024年4月16日]
カテゴリ 偉人伝

現在生きてる方の中でもとりわけビジネス界で成功している人、偉人とか天才とか言われている人たちはいる。その中でイーロン・マスク名を知ってはいるけど、具体的には知らなかったし、ビジネスで成功している人はどんな思考をしているのか知りたかったので読んでみた。
漫画での生い立ちと解説でのコラムでわかりやすく説明されている。
まず普通なら目先の利益に走ってしまうのだが「人類の役に立つこと、人類の課題をクリアにすること」を常に信条として行動していることがわかった。テスラにしろスペースXにしてもそう。
その次に明確な信条をもとに行動すること、マスタープランとして現実的な計画に落とし込む力があることだ。そのため行動力が他の人と比べて違う。確かにときに先走ったり独善的なように他の人からは写ってしまうだろうが・・・・。
以前読んでいたホリエモンのやりきる力に似ているところがあり、これだと思ったことに対してとことんやり尽くす。行動原理は違うかもしれないがやはり天才とか言われている人たちはどこかしら共通点があるのかもしれない。
改めて本で読むことでビジネスで成功している人たちの思考が少しわかった。

2024年4月15日

読書状況 読み終わった [2024年4月15日]
カテゴリ 偉人伝

生きていくうえで必要な孤独力を養うための本。
この本のなかで孤独力とは自分が主人公であり、他人に左右されない力をもつことであると筆者は言っています。また孤独力=やさしさ+集中力+注意力であるとも。孤独力は決してネガティブなイメージの孤独ではなく、人生を穏やかに幸せに暮らすうえで必要なものと定義し、過去の偉人たちの言葉や著作から引用しながら説明していきます。
生活すべてが修行僧のような感じでとっつきにくく話もやや抽象的で難しい感じはしますが、具体的にスマホ断食をすることや運動をすること、自然の中に見をおいて内面を見つめ直すことなど具体的なアドバイスも書かれています。
全部はできませんが、取り入れられるエッセンスもあるのでそういうところはとりいれてみたいと思える本でした。

2024年4月12日

看護学校に入学して買ったやつ。
これが自分の中のスタンダードな薬剤辞典でこれとわからないと添付文書を見て半減期とか効果発現までにどれくらいかかるのかといった感じで調べていく。
看護学校卒業して働きだしても未だに使っている。当然新しい薬は載ってないので添付文書をダウンロードしてファイルに入れてみている。
そろそろ買い替えてもいいかなと思うところだけど、愛着やら学校時代に勉強した思い出もあるのでなかなか新しい辞典に買い替えれない。まあ個人で使ってる分にはまだ使えると思います。
なかも見やすくまとめられてるし、冒頭にはきちんと種類別の説明もあったりで薬に関してはこれ1冊あればなんとかなるレベル。

2024年4月7日

統合失調症に対しての一般の人向けへの啓蒙すべき本。
自分は日々病棟で関わりを持っているが、新たに見落としている部分はないか、考え方はあっているか、再確認のために読み直しました。
他の身体化と比較して精神疾患がわかりにくいことや過去に偏見や差別から向けられてた歴史もあり、今でもなお差別、偏見はあります。
個人的には疾患もそうですが、日本看護協会があるにもかかわらず、一方で精神科看護師には別枠で日本精神科看護協会というものがあり、身内にも偏見や差別はあるものです。
ここまでは個人的感想ですが、この本の中で強調されていた「普通の病気」という概念大切にしたいですね。決して珍しい病気でもなく、社会が引き起こしたものでなく、脳の器質異常なわけであるから、脳科学の進歩とともにこの病気の実態を明らかにして欲しいと思います。
文章は平易で医療職でなくても読めると思います。

2024年4月6日

ずるい考え方=ラテラルシンキング、それはどんな前提条件にも支配されない自由な思考法。
世の中にはこんな考え方があるんだと思い、新たなことが発見できました。
印象に残っているところ
①ロジカルシンキングと比較して唯一の正解はない
②水平方向に思考を巡らせていく
③ラテラルシンキングに必要なのは1)疑う力2)抽象化する力3)セレンディピティ
④ラテラルシンキングでは1)他者の力を使う2)作業を組み合わせる3)楽する権利を手に入れることで最小の力で最大の効果を出せるようになる
⑤人数が多ければそれだけ視点が増える
⑥人にはそれぞれ組織の中で役割があるから適度な遊びは必要
⑦物の価値はそれを見る人によって決まる
くらいですかね。
ただ単に思考法だけでなく、そこに付随する働き方であったり、生き方も少し示されている。もちろん思考法が中心であることに変わりはないですが、どれも自分の中にはない考え方であったので非常に勉強なりました。使う場面が来たら考えたいと思います。

2024年4月3日

何も情報がないときに買った心電図の本。基本的に医学書院信者なのでこれを購入。
図や文章も優しく書いており読みやすい感じ。でも自分に取って理屈付の部分はどうも合わなくて途中で挫折。
米山先生の本を買ってからはこの本は足りない知識の補充だったり、辞書的に使って読んでます。
基本の3つの誘導メインで12誘導についてはそこまで詳しく書いてない。そのため12誘導の本は後で買いました。
医学書は基本的に何度も使うもので、読み終わったとかはないので今後も知識補充のために使っていきます。

2024年4月2日

心電図検定の公式問題集。
自分は米山先生の本を一通り読み終えて問題を解いてみたらこっちを一度やって実践力をつけていくつもり。
とにかく症例数をこなして判読できるような力をつけたくてて購入。
解説は最小限しかないためちょっと不親切ですけど、検定の問題に触れられることは大切なのでこの本と米山先生の本の2冊回しで検定合格を目指す。

2024年4月2日

最初に買ったモニター心電図の本では12誘導に対してそこまで触れてなかったので、12誘導を理解するために買った本。
この本もモニター心電図同様に読んでたけど、どうしても途中で挫折してしまった本。
米山先生の本を保管する役割の本で現在は使用中。
たぶんこの本もきちんと読み込んでいけば読めるようにはなると思うけど、自分にとってはまずは実践→意味付け→読めるというステップがあってたため結局細部までは使いこなしていない。
それでも辞書的役割、知識不足を補ってくれる本です。

2024年4月2日

この先生のYoutubeで本を知りました。動画内で言ってるんですが「子供が日本語を喋るのは実技(喋る)ところからスタートして意味付けは後」という内容の発言をされてました。心電図も同じでまずは読む→意味付け→心電図が読めるというステップを踏む必要がある。
自分も最初に心電図の本を何冊か買って読むんですが途中で挫折してしまって読みきれてない状態。それでも心電図検定を受けてとるという目標達成のために動画を見てたら先生の動画にたどり着いた感じです。
理屈よりもまずは判別ができること→不足している知識を補って意味づけ→読めるというステップがこの本でできそうな気がしました。
まだ始めたばかりなので読むのに時間はかかりますが、何度も繰り返し読んでテクニックを身に着けたいです。そんな気持ちにさせてくれる本です。

2024年4月2日

時間に対する有効な活用術を示す本。
作者が精神科医ということもあり、脳機能の観点からリフレッシュする方法、集中力を高める方法など様々なテクニックが示されてる。
時間術の本を何冊か読んでるとどれも共通してる点というのはあるんだなと感じました。

唯一かったるいのはマンガのアクションパート。はっきりいってダルかったです。
なくてもきちんと読めるいい本なのになと思いました。

2024年3月29日

読書状況 読み終わった [2024年3月29日]
カテゴリ 働き方

この本を読めば精神科という場所がどんな感じで、どういうところなのかイメージしやすくなる。この本は筆者が精神科病院で働く際にあたっての取扱説明書的な本。1年目でどういう事を学んでいったらいいか、仕事としてどういう事を覚えていけばいいか示してくれる。
自分も看護師として働く際にこの本を読んである程度イメージすることができた。ただその病院の方針もあるともうのでこの本通りにはいかないがある程度のアウトラインはこれでつかめると思う。
気がつけば自分も新人だといまだに思っているが5年目を迎えようとしている。それでも自己研鑽は怠らず、時にはこの本を読み直してフレッシュな気持ちで働いたり、患者さんと接したり、毎年入ってくる新人さんと一緒に勉強していこうと思う。

2024年3月28日

朝早く起きて1日のパフォーマンスを上げていこうという本。筆者も心理学をベースに早起きのメリットを上げて鼓膜説明していく。
個人的に印象に残っていたのは
①早く起きるための動機づけには「快」の感情を伴って行うこと
②誘惑するものを周りに置かない
③きちんと覚醒を促すためには運動を取り入れる
④朝のフレッシュな脳で勉強をする
⑤習慣化させるために睡眠の質を上げる
ですかね。生理学的にもあまり的はずれな事を言ってないと思うので信用はできると思う。

自分も働きながら何か資格を取るときはこの本で得たことを参考にしてやっていきたい。

2024年3月28日

初めて活字以外の本を読みました。それがこの本でした。
巷では新NISA、idecoなど金融商品が取り沙汰され、国も投資に対して積極的にやれという方向性。その中で国民が自分の資産を増やしていくためにはどうすればよいか、この本には普遍的な法則が示されている。
自分も今年多分、まとまった資産ができると思うので投資も勉強しつつ将来に向けての資産形成をしていきたいところ。それで少しでも興味のあった資産形成の入門書としてこの本を読みました。
法則
①収入の1/10を貯金せよ
②欲望に順位をつけろ
③蓄えた金に働かせよ
④危険や天敵から金を堅持せよ
⑤より良きところに住め
⑥今日から未来の生活備えよ
⑦自分こそ最大の資本にせよ

法則
①家族と自分の将来のために貯金すれば自らお金は近づいてくる
②お金の働き先を見つけ、膨大に増やそうとすればお金は働いてくれる
③お金の扱い方を熟知している方の話には耳を傾け、素直に熱心に聞けばお金が離れることはない
④自分が理解していない商い、黄金の防衛に秀でたものの否定する商いに投資をすればお金は逃げていく
⑤非現実的な利益を生む話や謀略家の甘い誘惑に乗ればお金は逃げていく

これだけの普遍法則は現代でも通じる部分があり、大手銀行に預けるだけでは資産は増えていかないし、投資(ある程度リスクを追うこと)をしなければ資産は増えていかないだろう。
これからもこういう資産形成の話は自分の現実として問題として迫る部分もあるので本を読んだり、専門家の話を聞いたりして勉強していこうと思える本でした。入門書としては良かったと思います。

2024年3月25日

自分は些細なことで悩んだり、よく抑うつっぽくなってしまうので反応しない、心の揺れを小さくしたいと思いこの本を読みました。
僧侶である作者が原始的仏教観に基づいていろいろなアドバイスをくれます。
『①自分の内面に目を向けること②感覚を大事にすること③頭の中で整理してリセットすること』『無駄に判断しない』『素直に自分を受け入れ自分自身を肯定する』『正しい方向に向く』『眼の前のことに集中して①まずはやってみる②体験を積む③ある程度の成果を出す④その結果見通しがつく』『相手との関わり方は心半分を相手側に向けてもう半分を自身の内面に向ける』『過去は忘れる』など自分にとっては必要なスキルだらけでした。
心の揺れを感じたらひと呼吸おいて自分の内面の感情に向けてありのままを理解しリセットして仕事に向かおうと思います。
宗教的な本だといかがわしいという思いがどっかにありましたが、この本はいい意味で裏切ってくれました。宗教(カルトは除く)は自身の心の拠り所、指針になればいいものだなと思いました。

2024年3月24日

精神科におけるアセスメントの技術だったり、詳細にわたり項目の定義だったり書いてある参考書。
自分の中で患者さんのことについてきちんとアセスメントできてるか、患者さんのことをもっと正確にアセスメントしたいと思い本屋で購入。
逆引き辞典もついてて記録する時など意識してる。
この手の参考書は1度読んではい、おしまいではなく、何度も読み返して実践しての繰り返しになると思う。

これからもアセスメント力アップのために何度も読み込んで実践していきます

2024年3月21日

外資系コンサルタント会社に勤めていた作者が1年目~何十年目まで幅広く応用できる働き方、ビジネスマナー、話し方など社会人としてのテクニック、心構えを教えてくるえる本。
自分は背広を着てはたらくような職種ではなかったけど、一部応用できるテクニック、コミュニケーション術などためになる話が多かった。ほんとに1年目~何年たっても必要な知識だったり技術なんだと思う。
自分にとってはコンサルタント会社というものがどういうところかはわからないけど、一般の民間の会社も似たようなことを教育されるのだろうか?
自分の職業に照らし合わせて考えながら読むことができました。自分にとっては面白い小説のようにどんどん吸収できたような感じでした。

2024年3月20日

脳の機能(生理学的)から脳科学のトピックスも混ぜながらの話で大変興味深く読むことが出来ました。
コンビニとかでよく見るタイプの本ですが、侮るなかれ、内容はとても楽しかったです。この手の入門書はとっつき易くていいですね

2024年3月15日

読書状況 読み終わった [2024年3月15日]
カテゴリ 入門書

怒り、不安、恐怖など人間には多くの雑念があります。
この本は認知行動療法で認知の歪みを見直したり、その雑念の根底にあるものに意識を向けて心の揺れを小さくしてくれる本です。

また自分にとっては心理学の入門書みたいな感じで興味深く読むことが出来ました。
また自分が怒りなどの感情でめげそうになったらこの本に書かれていることをひとつでも実践に取り入れていきたいと思いました。

認知行動療法とはも、少しわかった気がします。

2024年3月14日

精神科にはいろんな患者さんがいます。
自分は精神科の慢性期の療養病棟で働いているのであまり、若い人はいませんが患者さんから学ぶことは多いです。分からないことも患者さんから聞くこともありますし。
自分も精神疾患あるのでわかる部分もある。だから精神科を選んだというのもある。

人の心を完全に理解することはできないけど、話を聞いて一緒に悩んで考えることはできる。
生活の一助になりたくて看護師やってます。

子の本に出てくる患者さんもいろんなことを抱えて入院してます。
精神科ってどんなところって理解するにもいい本だと思いました。

2024年3月13日

今は休職中だけど、仕事してた時はいつもバックに入れておいた。
分からないとことや専門用語を調べたり、記録入れる時によく見返した。
精神科看護で必要なことはだいたい網羅されてるので重宝してます。
今後も何回も使ってお世話になる予定です。
ちなみに職場の上司が執筆したところも持ってる要因です

2024年3月13日

精神科看護における患者と関わる際の心得的な理論家の本。漫画で優しく解説されているのでわかりやすく読みやすかった。大概こういう理論家の本を読むとわかるところもあれば抽象的すぎて実践に応用できなくなることも多々あるような気がする。でも看護師をやっているといずれ関わり方で悩むことも出てくるだろうし、一度は理論家の本を読んで関わり方について考えていきたいと思う。

2024年3月12日

前作を読んでから続きが気になり、一応リストには入れておいた。
まあ、ラノベ寄りの文章だからあっという間に読めてちょうどいい塩梅。

作者が「バットエンド」にしたくなかったって意味がわかりました。主人公は最後に異世界転生したことを悟るが、彼女の方にはまだ整理出来ていない気持ちがあり、読んでる方としてはちょっと複雑な気持ちになりました。

久しぶりに小説の前編、後編読めて楽しかったです。

2024年3月9日

読書状況 読み終わった [2024年3月9日]
カテゴリ 小説
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