自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方 [Kindle]
- ダイヤモンド社 (2016年11月25日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (259ページ)
感想・レビュー・書評
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「ありふれた時間をどう使うか」という考え方を
「限られた時間をどう使うか」という思考に転換できる本です。
生産性、生み出す力の本質の部分がちきりんさんらしい独特な切り口で見事に論破しています。
本書の中の四人のモデルケースによる質疑応答はリアルな疑問がリアルなアンサーで非常に腑に落ちた。
勉強を例に例えると、
「今日は5時間勉強した!」といって満足するのではなく
「5時間かかっていた勉強を1時間で終わらす方法はないか」と考える。
そして、そもそもの教材選び、勉強方法、それは時間をかけて学ぶだけの費用対効果はあるのか?という根っこの部分を考える力が身に付きます。
自分自身、何事にも時間をかけすぎていることがわかったし、時間をかけたからといってその時間分に見合った完成度になっていたかと言えばそうでもないことに気付かされた本です。
生産性を高めることによって、自分の人生における本質部分に時間を割けるように工夫して生きていきたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
生産性という事に関して、いろいろな考察を与えてくれる本です。
これからの社会において生産性がいかに重要か、を教えてくれる名著だとおもいます。
若い人だけでなく、年配の方にこそ読んで、行動を変えて頂きたい! -
テクノロジーの利用と生産性を意識すると、自分の本当に大切な時間を取り戻せるような気がしてきました。変化が大きい今だからこそ、読むと役立つ本。
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・「リラックスしてストレスを発散すること」という目標を達成するためにも、生産性が高い方法と、低い方法とがあるという記述を読んで、私の場合、湯船に浸かることは、生産性の高いストレス発散方法だなと気がついた。
・多くの人に共通する貴重資源は、お金と時間。人によっては、頭がきちんと働く時間、エネルギー、やる気、子供と過ごす時間も貴重資源である。
・手に入れたい価値を理解していないと、希少資源を生産的に使うことができない。
・生産性を上げるには、「インプットを減らすこと」と「全てをやる必要はないと考えること」が必要。 -
仕事が終わらないから、もっと時間を割かなきゃと思ってたけど、全く違う視点が書かれてた。こういう風に思い切らないと、人生や生活は変えられないよなぁ。
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キャリアチェンジの模索期、時間はあるのに満足のいく時間の使い方ができていないというときに読みました。当時のメモには、
p74 正しい生産性の上げ方 価値の総量が増加
p103 あなたの〇代の残り月数は? という図
p114 頭が動くときにしかできないTo Doリスト、頭が動かない時間でもできるTo Doリスト
ということが抜き書きされています。
でも、正直これらの部分はよく覚えていないので、再読してみようかな。
この本に関連してよく覚えているのは、読了直後に、とある気の進まない仕事を辞める決断につながったことです。キャリアチェンジにあたってとにかく何か実績を積みたく「次の仕事の足掛かりになりそう」と始めた仕事でした。やってみると始めたばかりで慣れないけれど、今後効率は上がっていくだろうとは思えました。でも残念ながら、自分の価値観に合わない仕事でした。それでも、大きく広くみれば、進みたい方向と重なってはいる。当時はその方向に一歩でも進みたかった。だから、チャンスだと思い込もうとしていたけれど、ほんとはイヤだったんですね。
そんな時にこの本を読んで、そしてほんとうにすっきりと、その仕事は切るべきだとわかりました。
そういう意味で、この本はわたしにとって☆5だし、忘れられない本でもあります。 -
時間は有限であり、希少資源であるとことを忘れていたので、それに気づかされたのが良かった。
最近、忙しい状況が続き過ぎて、更に時間を掛けてしまうマインドに陥っていたことを反省。
といいつつ、今間に合っていない仕事はなんとかやりきらなければなので、次に同じようにならないように効率化策を考えるようにするというのが当面の戦略か。
今後は、インプットを減らして、アウトプットを増やす方法は無いかをいつも考えるクセをつけること。
「自分が手に入れたい物をもっとも効率良く手に入れるには?」
の視点が重要。
実は時間を掛けずにお金で解決することがあって、結果時間が捻出できれば、それは十分やってみる価値があるのことなのかもしれない。 -
生産性の高い生活とは、自分の人生の希少価値を、自分自身が本当に手に入れたいもののために最大限有効活用する方法論。
できる人と残念な人の違いは、労働市場での評価を重視し、未来への最適化を進めているか、特定組織の今の制度を前提として行動しているか。
①1日の総労働時間を制限する
②業務ごとの投入時間を決める
③忙しくなる前に休暇の予定をたてる
④余裕時間を確保しておく
⑤仕事以外のこともスケジュール表に書き込む
①すべてをやる必要はない!と自分に断言する
②まずやめる
③最後まで頑張る場所は厳選する
④時間の家計簿をつける -
キャリアを見つめ直す機会があり、2度目の読了。
p106
お金が手に入るなら、人生の時間が減っても気にならないという労働時間投入型の考えに染まってしまう
→ 仕事そのものや成長のためなら、に置き換えると今の自分にピッタリ。仕事以外も含めて自分の人生、というのを胸に刻みたい。
p111
もしアマゾンで「20時間分の時間」が1万円で売られていたら思わず買いたくなったりしませんか
→ なる。20時間分の”趣味に浸れる”時間だったら速攻購入する。
p112
お金と時間以外の希少資源(一定量しかないもの※個人による)
・頭が働く時間
・やる気
・体力
・健康(例:高齢者やママ)
→ 体力面だな〜 数時間動いたらグッタリする
p124
・人は誰でも自分のやってきたことを正当化したいと考えます
・希少価値を投入しすぎると自分の欲しいモノがいつの間にかズレてしまう
・楽しく働くためだった起業がいつのまにか「成功のためには苦しくても耐えて頑張るべきもの」になってしまうのも(希少価値である人生の時間を欲しくもない物のために投入するという意味で)不幸な状態
・最初は〜の資格をとって社会に貢献したいと思っていたのに、〜の資格を取らないと人生は終わりだという心境になる人がいます
→ 仕事も当てはまる。この仕事を耐え抜かないと終わる、と思いこみやすい。本当は楽しく行きたくて今の仕事を始めたはずなのに。
p137
生産性
=得られた成果/投入した希少価値
=アウトプット/インプット
→
直近担当しているインターン受入PJTはまさにこうなってたな。上司に指摘されて生産性をあげるべく舵きりしたけど次は自分で気づけますように。
得られた成果↓/投入した希少価値↑
=生産性↓
p146
@日本
昔の農業:働き口である子供を不安
今の農業:技術開発
→日本の地方活性化も同じ構図かも
→地方移住する人を増やすことを目的にするのではなく、地方にお金を落とす人を増やせばいい
p152
・まだ単身なので大丈夫
・働く時期だから大丈夫
は生産性が落ちるので危険
制約の少ない時期にとことん働くのは悪いことではない
生産性を最大限高めた上で好きなだけ働く
⇒インターンへの業務を、「割り振り直せば大丈夫」「自分が巻き取ればいいや」ではなく、そうならないための工夫をする
→単身だから大丈夫ではなく、自分の趣味やインプットの時間のための工夫をする
p191
学習曲線
成果レベル
↑
→投入時間
ある時点から鈍化する
ゼロから8割までの出来は2割くらいの時間で到達できるけど
残りの2割を仕上げるためには今までの8割(4倍)の時間がさらに必要になる
⇒目標面談の目標数値、どこがその地点なのかを見極めたほうが良さそう
p220
⇒インターン運営にあたって、アライアンスよんだほうがいいかも
⇒
p154曜日ごとの定例タスクと残過処分時間を出す
p157オンラインイベントを予定にいれる
p160メンバーの出勤退勤をスケジュールにいれてもらう
p187zoom動画の自動UP -
2017年始に読んだ。
年始に読んでよかった。
年初めの漲るやる気と合間って、「自分の時間」を何に使うか考えることが出来たから。
駅近に引っ越す、食洗機買う、炊飯器も買う‥と私の生活が大きく変わりつつあります。
ちきりん、ありがとう。