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感想・レビュー・書評
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NHKスペシャルの 番組で見た事ある人も多いと思いますが
私は見ていないので 読んでみました。
ストレスというと
嫌な事が 頭に浮かぶのですが
どうやら 最近の研究では
ストレス=嫌な事 ばかりではないのですね。
良い事もストレスになるようです。(例えば 結婚とか出産とか)
ストレス=変化 という事のようです。
この本の中(番組の中)では
ストレスが 増えると キラーストレスが発生して
死に至るという事を突き詰めていきました。
ストレスは 受けた後 それを思い出したり
また 同じ事が起こるのではと想像したりする事によって ストレスを 何度も受ける形になってしまう。
更に 何か起こるのではと 未来に備えて考えると
それまた ストレスとして 脳に刺激が与えられてしまう。
ストレスに 強い、弱いは 遺伝子の影響もあるようです。
子供時代に受けた ストレスは大人になった時に ストレスに弱い人になる事もあるようです。
ストレスが多いと 風邪をひきやすいとか。。。。
悪い事ばかりではなく。。。
緑茶には 気分改善作用があるので 緑茶を飲んでる人には うつ病の人が少ないそうです。
緑茶だけではなく 生活習慣や 食べ物を改善する事によって ストレスを軽減できるようです。
そして ストレスが生じた時の リフレッシュの方法を沢山考えておけば ストレスを受けた時に すぐに対応できるので 良いそうです。
普段から 色々物事を考えるのでは なく
今を感じる事に 注意を払うと ストレスが軽減できるそうです。
結局 ジーン・ウエブスター の 言葉につきますが。。。。
「幸福になる 本当の秘訣 それは現在に生きる事
いつまでも過去の事を悔やんだり 未来を思いわずらったりしていないで
今この瞬間から 最大限度の喜びをさがすこと」
(注:↑20年以上前の自分のメモなので多少違う言葉かもしれません)
ですね~~
今はこの事を科学的に解明できましたが
昔の人って ちゃんと わかっていたんですね~~~
すごいですね~~~詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本書の出だしだが、魚にもストレスがあることが、本書を読んで一番驚いたことだ。
マインドフルネスについて、本書に記載されている実験の結果ではおどろくほどの短期間でストレス低減効果が認められるが、本書を読む前から日常に取り込んでいる感想として、本書のようなすごい効果はあまり実感できていない。
ただ、何らかの大きな感情が動かされた瞬間に、今の自分の状況をふっと見下ろすのは(本当にストレスかかると息が浅くなるんだな、心拍数があがっているぞ、など)効果があると感じる。
ストレス解消法を羅列するのは面白いかも。やってみたい。 -
ストレスとは何か?
それは変化であると言えるらしい。
いいことでも、悪いことでも、大きな変化があったとき、人はストレスを感じる。
だから、「結婚」「成功」もストレスになるのだ。
そして、残念なことに「生きている限り、ストレスがない状態はあり得ない」という。
この本には具体的なストレス対策が書かれていて、大変参考になる。
コーピングやマインドフルネス、特にマインドフルネスはぜひとも、実践したい。 -
ストレスによって身体にどのような悪影響が出るか、どのように対処すればいいか、という本。
一昔前よりマシになったとはいえ、まだまだ鬱は精神的なものという印象がある。しかし強いストレスを受け続け、鬱になるにつれて、海馬の収縮や扁桃体の肥大化など物理的な変化が起きる。こういった結果があるのならば、ハラスメント対策として「そのあなたの言動は相手の脳にダメージを与える恐れがあります」として変化した脳の画像を貼り付けるのはアリじゃないだろうか。タバコの注意のように。
一人でできるストレス対策はコーピングとマインドフルネスが紹介されている。逆にやるべきではないのは、いつまでもひたすら思い悩むこと。過去や未来を思って憂鬱になるより、
今を生きるべき。