プリンシプル オブ プログラミング 3年目までに身につけたい 一生役立つ101の原理原則 [Kindle]
- 秀和システム (2016年3月29日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (429ページ)
感想・レビュー・書評
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プログラミングにまつわる様々な原則、経験則がまとめられている。一通り読むのも良いし、中身を思い出せないときや人に説明するときのリファレンスとして活用するのも良いと思った。
また、参考文献が豊富に示されているので、それらを通してさらに深ぼっていきたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
原理原則1つにつき「どういうこと?」「どうして?」「どうすれば?」の見出しが設定されているが、
具体的なコードやエピソードがないためよくわからず、消化しきれない。
プログラマ1年目、先輩に質問しに行くだけじゃなく自分でも勉強しなきゃと思い買ってみたけど、この本だとちょっと独力で会得するのが難しい。
ただ、わかりやすいのもところどころある。障害の8割は2割のコードに集中するとか、車輪の再開発するなとか。コードと関係ないところ。
定期的に読み返して「ああ、この間これに似たことあったな、気を付けよう」とかの振り返りには使えるかもしれないので、3年目までのお供にしようと思う。
あと出典元の書籍名があるので、良書を探すインデックスとして使うつもり。
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過去の名著のエッセンスを整理・分類した、プログラミングにおける、原理原則集。
各プリンシプル毎に「何なのか」「どうして必要なのか」「どうすれば良いのか」が纏まっており、さらに参考文献も書かれているため、非常に使いやすい良い本。
ただ、あくまで本質を抽出しているにとどまっていて、各項目に説得力を持たせるだけの記述量は無いため、これらの原則集だけで腑に落とすというのは難しいんじゃないかと思う。この本だけでも意味はあるけれど、各プリンシプルの原典も合わせて読みたい。
原典を読んで納得した上で、振り返りの為に手元に置いておくには、素晴らしい本。 -
エンジニア向けの良書。開発する上で心がけることが分かるので初学者にこそ読んでほしい。けど大切なので繰り返し言いました!が多すぎて正直全部読むのつらい。。
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こんな本を探してた!
自分の各コード、とりあえずマージはしてもらえるけど、この書き方でいいのだろうか?と不安になってた3年目。
コードの書き方小手先テクニックが知りたいのではなく、どういう意識を持ちながら書けばいいかの軸を教えてくれた本。
コードは機械が読むものではなく、チームメンバーが読むもの。
これ一つ意識しておくだけでも相当変わると思う。
俺頭いいー!っつって複雑なコードを書いててゴメンナサイ -
一般的によく知られる原理原則に触れていて、表題の通り、3年目ではないけれど、比較的年次の浅いうちにひとさわりだけでもできると良いようには感じた。
『ソフトウェア要求と仕様 実践、原理、偏見の辞典』と少し近しい部分も感じたのだけど、こちらの本は一つ一つの内容が薄く、少し教科書的で、経験に基づくというよりは単に紹介しているような感じ。それにももちろん価値は認めつつ、大体経験を重ねた人にとっては読み切るのが退屈な内容だった。
紹介している内容について、関連している書籍なども記載があるので、この本を足がかりに知識や理解を深めていくのにはとても良さそう。 -
確かに冒頭に書かれているように、大事なことは何度か繰り返されているので、覚えやすい。
逆に言うと101個もあると、繰り返されなかった奴はあんまり頭に残らなかった。
たまに読み返してみたいもの。 -
3年目で身についてたらすごいエンジニアになりそう。
あとコードあったほうが伝わるんじゃないかなと。 -
ある程度業務歴を積んだプログラマが自然と体得する感覚や、見聞きする原理原則をわかりやすくまとめた良書。
タイトルの通り、ジュニア層向けの本ではあるものの、教育する立場になり、自身の知識を言葉で説明する必要が出たときに改めて引くなどしても良いかもしれない。
ただ、基本的に文章で語られるので、どうしても目が滑る部分がある。
この本を読んだだけで実践できる、というわけではないものの、経験の浅いうちにこれらの概念を脳にインデックスし、必要な時に調べて適用出来るようになるための手がかりになる。 -
プログラマにとって必読書。まさに今コードを書くに当たって困ってる事や、コードレビューの観点として使える原則などが詰まっている。
なぜそれが必要なのか?どうすればできるのか?が分かりやすく書いてあって腹落ちしやすいのが良い。
個人的にはヤクの毛刈りに陥りやすい人間なので、今度からコードリーディングするときはメモとりながらやる。
良い本でした。 -
職業ソフトウェアエンジニアになってから半年弱が経ったので、一歩引いた視点で基本的なことをおさらいしてみようと思って読んでみた。特に新しいことはなく当たり前に思える内容ばかりだった。当たり前だからといって業務でいつもできているとは限らないけれど。
プログラマの教養、常識的な内容なので、買う前に目次をざっとチェックすることをおすすめしたい。
2章の原則、7章のアンチパターンのところは知らないことが多くてためになった。
(PIE、SLAP、OCP、ブルックスの法則、コンウェイの法則、割れた窓の法則、80-10-10の法則、など) -
p.32 less is more:より少ないことはより豊かなこと
p.34 don't repeat yourself:繰り返すな
▶︎繰り返しのロジックはモジュール化、定数化することで変更が1つで済むに複雑にならない
p.53 open-closed principle:開放閉鎖の原則。
▶︎拡張が容易にできて、修正しても他のコードが影響を受けてわならない。
▶︎モジュールを用いることで実現可能。使いすぎると無駄に冗長になる。
・ハードウェアに依存しない
・プログラミングは怠慢であれ
▶︎どうしたら楽になるかを考えるべき
・p.258 コンテキスト(文脈)を意識せよ
そのプログラムが何を表しているのか。関数の名前から、前後の情報から考えることが大切。
例:次の4文字を並び替えたら単語ができる。
きうそじ、んそぱこ、たせんく、りなみか
例:次の4文字を並び替えたら食べ物になる。
つれむお、んじんに、いだんこ、いふだく
例から分かる通り、食べ物であることを示すだけで分かりやすさが全然違う。
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コード美しく保ち、レガシーとならないための基本中の基本が書かれてある書籍
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プログラマは何のためにプログラミングするのか?
目的を最小限の努力で達成するには本質を知らなければならない。 -
Kindle
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ソフトウエア開発の問題点は、トレードオフなど存在しない明確な非合理的思考パターンが引き起こしている。この本はそう言った思考パターンに陥らないようにするために極めて有用である。若い時から、こういう本を読み、それに従って研鑽を積むことができれば立派なプログラマになれるだろう。
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プログラミングの原則については新人の時代から知ってはいたが、プログラミングにそれほど理解が深いわけではなかったのでそれほどしっくりとこなかった。
この本の内容は確かに3年目までに身に着けておけば一生役にたっていたであろう原則だと思う。
これは保存しておきたい一冊。 -
プログラミングに関する原則や経験則について解説している.
キーワード毎の単元にまとまっているため,開発しながらなど,ふとした時に読みやすい.