- Amazon.co.jp ・電子書籍 (138ページ)
感想・レビュー・書評
-
丹羽さんの読書のすすめ。
途中、御本人の仕事に対するスタンス等が折り込まれてきたけれど、それも読書という軸があってつながっているのだと思った。
読める本から読むというスタイルはとても共感できました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読書で心に栄養を!
無知を自覚し貪欲に読書します。
読書で知のフックを増やして、セレンディピティを引き寄せるぞ!
死ぬまで読書し人生豊かにするぞー
-
実業家の書いた読書論のため、仕事と絡めた話が多い。本だけ読んでいてもだめで、仕事を通して人と関わっていくことが大切であると。読書と仕事は相互に作用するという。
また、運がいいということ、セレンディピティにも触れられていた。読書をするといろんなことに引っかかるフックができて、それが運をつかむきっかけになるという。物事をどう捉えるか、出来事をどう評価しどう対処するか。より良い判断と行動をするための素地を読書で作ることができるということだろう。ただそれは、あくまで実利を求めずに読書した結果として得られるもの。さらにいえば読書だけしていても、象牙の塔の学者のようではだめで、人と向き合うことが大事という。そういう点で、教養や品性は一朝一夕に身につくものではないんだなと感じた。ゆっくり時間をかけて醸成していくものだ。
スランプに悩む人間は自分に対する評価が甘いという言葉は、プロの厳しさを痛感させる。 -
あまり読書の習慣がない大学生の感想です。
正直言うと、面白さや勉強にはあまりなる箇所は少なく、作者の自伝的側面が強いと感じました。
しかし、作者の広い知見や、読書量から抽出される作者の価値観、生活感、仕事への姿勢など読んでいて非常に関心を受けました。
著者の丹羽宇一郎さんは、経験された役職が表紙裏いっぱいになるほど枚挙にいとまがなく、かなりご高齢なこともあり、老成された価値観が魅力であると思いました。
読み終わってみて、積読をしない、本に金を惜しまないことなど読書習慣や価値観について勉強になったと感じました。また、もっと読書をしたいと思いました。
読書の効用を説くと言うよりは、著者の価値観を学びたいといった方におすすめです。
-
読書は心の栄養
毎日欠かさず本を読む習慣は自分も是非身につけたい。 -
読書本を読んでないなと思い、Kindleセールで購入。控えめな記述だが、読書好き具合が伝わってきて、にわかな私にも共感できる心地よさがあった。
-
ネットとかを含めての文字を読む、文書を読むということではなく、紙の書籍を読むことの重要性の話だったので、正直うーんという感じだったが、ありがちな漫画差別とかの読むものに対する偏見はそれほどない感じだったので、一応フーンという感じで最後まで読むことはできた。
共感して真似するかどうかはともかく、こういう接し方もあるねという参考にはなると思う。