ゴールデンカムイ 17 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) [Kindle]

著者 :
  • 集英社
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感想 : 20
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感想・レビュー・書評

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  • この物語の面白さに、人物たちの関係があると思うんだよね。ひとつの目的をもって、いっしょに旅をしているんだけど、だからといって友だちじゃない。それぞれに思惑はあるだろうし、ひょっとしたら裏切られるかもしれない。そんな緊張感の中にあって、よりかからない信頼関係を感じさせて楽しい。おまえのことは気に食わないが、今、必要だから自分の命すらかけて助ける、みたいなね。といって、そこからカタイ友情だとか、なれ合いにならないところでバランスをとっている。この巻の終盤で尾形が「ヒンナ」とつぶやくシーンがある。それは決して、策や思惑があってのつぶやきではないだろう。ここから先、物語は・・・と思うと、ある意味、ひとつの岐路のシーンだったのかもしれないな、なんて思った。

  • 日露戦争延長戦。灯台守。

  • 読了
    1回目 2022.5.4

  • ロシア軍の攻撃に対して尾形が頑張る.
    キロランケとアシリパの父のふたりとも皇帝暗殺に加わっていた.
    敵の狙撃兵を1日かけて射殺した尾形だが,体調不良となる.弟を戦地で殺したシーンの回想.
    白石はキロランケと一緒にいることが危ないと言いアシリパと抜け出そうとするが,結局みんなで一緒に行動.
    杉本は大雪の中遭難しかけるが,灯台守の夫婦に救われる.夫婦の娘スヴェトラーナは誰かに連れ去られて,杉本は写真を預かり道中スヴェトラーナの行方も探すことにする
    アシリパの父を知る皇帝暗殺主犯の女ソフィアに会いに行く.キロランケはソフィアと話をするため,監獄自体を爆破して全囚人を逃がす作戦.

  • 尾形とロシア国境警備兵とのスナイプ合戦、猛吹雪のホワイトアウトで遭難しかける杉元、そして亜港の女囚脱獄作戦。いまひとつキロランケたちの最終目的地がわからんなー。単にアシリパが刺青人皮の謎を解くヒントを思い出すまで父の足跡をたどってるだけ?

  •  キロランケ、尾形、それぞれの過去。
     ホワイトアウトで危うく死にかける杉元ら(>_<)
     皇帝暗殺仲間のソフィア・ゴールデンハンドを亜港監獄から脱獄させようと企むキロランケ。
     大爆笑編だった前巻とは打って変わって基本どシリアスな展開が続いたこの第17巻だった( ´ ▽ ` )ノ
    (以下続刊)
    2022/04/02
    #2942

  • 相変わらず尾形は何を考えているかわからないな。アシリパさんをてなづけたいのか?何のために?誰の味方なのか?ずきんちゃんになる人が初登場。

  • キロちゃんもアシリパパも重罪人やんけ!?
    ソフィアやばい、絶対強い。強キャラのそれ。ロシア女性は…ていうけど若い頃から大進化遂げてる!


    狙撃手戦かっこいいけど尾形、血筋兄弟コンプ拗らせすぎててやばい。勇作さんめちゃいい人なのに…。なんで伝わらなんだ、兄様。親のせいなのか。弟とアシリパを重ねるんじゃねぇ。ヒンナくらいじゃ懐柔されないんだからぁぁ…っ!!


    あー、くるみ餅たべたい。

  • 2021/09/23

  • やっぱりロシアに近づくとロシア革命の話は切っても切れない話になってきました。
    灯台で娘の帰りを待つ老夫婦が持つ娘の写真立てになんで杉元の変顔写真が!?
    この話はシリアスと笑えるところとが交互にやってくるので重い話もまだ読みやすい。プラス、アイヌ文化や狩猟の知識、地方の料理などが登場するのが「ふむふむ」で読めるのでハマります。
    そして今後の気がかりポイントはトナカイの肩甲骨の占い。誰か命を落とすのか???いやだぁ

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