ゴールデンカムイ 17 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) [Kindle]
- 集英社 (2019年3月19日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (205ページ)
感想・レビュー・書評
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この物語の面白さに、人物たちの関係があると思うんだよね。ひとつの目的をもって、いっしょに旅をしているんだけど、だからといって友だちじゃない。それぞれに思惑はあるだろうし、ひょっとしたら裏切られるかもしれない。そんな緊張感の中にあって、よりかからない信頼関係を感じさせて楽しい。おまえのことは気に食わないが、今、必要だから自分の命すらかけて助ける、みたいなね。といって、そこからカタイ友情だとか、なれ合いにならないところでバランスをとっている。この巻の終盤で尾形が「ヒンナ」とつぶやくシーンがある。それは決して、策や思惑があってのつぶやきではないだろう。ここから先、物語は・・・と思うと、ある意味、ひとつの岐路のシーンだったのかもしれないな、なんて思った。
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日露戦争延長戦。灯台守。
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読了
1回目 2022.5.4 -
相変わらず尾形は何を考えているかわからないな。アシリパさんをてなづけたいのか?何のために?誰の味方なのか?ずきんちゃんになる人が初登場。
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キロちゃんもアシリパパも重罪人やんけ!?
ソフィアやばい、絶対強い。強キャラのそれ。ロシア女性は…ていうけど若い頃から大進化遂げてる!
狙撃手戦かっこいいけど尾形、血筋兄弟コンプ拗らせすぎててやばい。勇作さんめちゃいい人なのに…。なんで伝わらなんだ、兄様。親のせいなのか。弟とアシリパを重ねるんじゃねぇ。ヒンナくらいじゃ懐柔されないんだからぁぁ…っ!!
あー、くるみ餅たべたい。
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2021/09/23
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やっぱりロシアに近づくとロシア革命の話は切っても切れない話になってきました。
灯台で娘の帰りを待つ老夫婦が持つ娘の写真立てになんで杉元の変顔写真が!?
この話はシリアスと笑えるところとが交互にやってくるので重い話もまだ読みやすい。プラス、アイヌ文化や狩猟の知識、地方の料理などが登場するのが「ふむふむ」で読めるのでハマります。
そして今後の気がかりポイントはトナカイの肩甲骨の占い。誰か命を落とすのか???いやだぁ