ブレイン・ルール 健康な脳が最強の資産である [Kindle]

  • 東洋経済新報社
3.58
  • (1)
  • (6)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 59
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (362ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • どうしたら脳の老化を防げるかについて書かれている。
    睡眠は記憶の整理とゴミの排出の効果がある。
    体のふれあいと交流は大切。
    感謝をする。
    自分に向き合うためのマインドフルネス。
    学ぶこと、教えることは大切。
    食事も大切。

  • 歳を取っても、健康でいられるためにどうすればいいのか、またその予防策が書かれていた。
    若い時から気をつけるべきことが大切であり、その内容はいたって目新しいものではなかった。今後気をつけようと思ったことは、「友人の数は25歳にピークを迎える」ということから、今のうちに交友関係を増やし、親しい仲を築く必要があると思った。

  • 友人に強く薦められ、久し振りに単行本の新刊を買い求めて読了。
    久しぶりに新刊単行本を手に取って読むと...持ち辛くて読みにくいね(笑。やっぱり文庫本や新書の方が読み易いや。
    内容は、まあ特に驚きや新味も無く。米語原著の翻訳本らしい、ややクドイ云い回しや(日本じゃまず使わない)「アメリカン」ジョークも多く、そんなところは読んでてちょっとウザイ。
    スイスイ読み進めるし、中には「ふむふむ、なるほどなるほど」と思える箇所も少なくないが、だからと云って「また読み直そう」と思うほど役に立つ、貴重な助言が満載だとも思えない。まあそんな感じですかね。

  • 難しかった

  • ・社交家の認知機能は衰えにくい
    ・あらゆる年齢層の友人をもつこと
    ・ダンスを習う
    ・継続的に社会とかかわる予定を組み入れる。
    ・絶対に引退しない。
    ・社会と積極的に関わる。

    このあたりは気をつけていく価値はあると思う。

  • ■概要
    脳機能をどのように維持向上出来るかはアマゾン川のように考えるべきと述べられています。アマゾン川は非常に多くの支流が合流することで大きな流れとなっています。脳機能の向上も同様で、複数のアプローチで改善をすることが可能です。

    ■多面的アプローチ
    本書では多面的に脳機能を維持向上する可能性のある研究結果が述べられています。個人差の多い領域なので因果関係を証明できていないものもありますが、非常に期待の持てる傾向があります。

    友人・家族や様々な年齢層の人との社会生活を維持すること、読書・ゲームや新しい言語を学びながら脳を活動的に保つこと、6〜8時間の規則的な睡眠習慣を早くから身につけることなどが詳細に語られています。他にも運動は心血管系を改善するだけでなく、脳の実行機能も30%向上することがわかっています。

    最後に述べられているのは引退についてです。引退は絶対にしてはいけません。実際に引退は多大なストレスにつながります。職業を持つことは生きる目的や規則正しい生活につながり、社会的関係を維持することもできます。社会的生活をどのように実現するかというのは、FIREを実現できなかったとしても会社を定年退職すると結局直面する問題になります。時期の問題だけでいずれにしても人生の中で解決しなければいけないことには変わりがないと思いました。

    ■まとめ
    日本の沖縄を含めて世界には非常に平均寿命が長い地域がいくつかあり、そこでは100歳以上まで生きる人が珍しくありません。この方達の生活習慣は昨今の老化研究(ジェロサイエンス)の動向と照らし合わせても科学的に理にかなっているようです。
    脳の実行機能の向上の側面だけでなくアルツハイマーなどを含めた衰えについても述べられています。平易な文章で事例も多く読みやすい書籍です。

  • 3.3

  • 【Health】ブレイン・ルール / ジョン・メディナ / 20200930 / (24/818)/ <392/128092>
    ◆きっかけ
    ・日経広告

    ◆感想
    ・知っていることばかりで内容は浅い印象を受けたが、認知症にならず元気な老後を送るために今から気を付けておくべきこと、という点では再確認ができた。
    ・心から楽しめるもののリスト作り、実践したい。

    ◆引用
    ルール1:友達を作ろう、友達になってもらう
    ・社会と健全で活気ある繋がりをもつ
    ・ストレスを減らす人間関係
    ★若い世代を付き合う
    ・高齢者の孤独感はうつ病のもと
    ★ダンス、社交性、運動、認識機能向上
    ・相手の立場になって、自分とは異なる見方を理解すること。
    ・理想はあらゆる年齢層の友人を持つこと
    ルール2:感謝する習慣を
    ・ポジティビティ効果とは加齢による好ましい事柄に注意を向けること、好ましくない出来事<好ましい出来事、記憶力。
    ・社会情動的選択理論:加齢により人間関係を大切にするようになる
    ★自分の老化に楽観的であると、脳に良い結果をもたらす
    ・うまくいったことをを三つ思い出し記す、なぜ良いことが起きたかも付記、就寝前に行う
    ★ウェルビーイング理論(PERMA)
    P ポジティブな感情(心から楽しめるもののリスト作り)
    E 夢中にある(趣味、映画、本、スポーツ、ダンス)
    R 人間関係(良好な)
    M 意味(人生を意味深いものにする目標を掲げ追求する。宗教、慈善活動)
    A 達成(スポーツ、語学)
    ルール3:マインドフルネスー最強のストレス対処法
    ・ストレス状態が長く続くと脳が損傷。
    ・老化に対してポジティブに。自分は若いと思えば、認知機能は向上。「年齢とはあなたが何歳ではなく、何歳だと感じているかだ。」
    ・BOOKアルジャーノンに花束を
    ・マインドフルネス:ストレス減り、認知機能向上。
    ルール4:学ぶのに、教えるのに遅すぎるということはない。
    ★自分と意見が異なり、議論できる相手を見つける。
    ★技能を要する学習は老化に伴う記憶の衰えを抑制する。・
    ルール7:食事に気を付けて運動しよう
    ・カロリー制限と菜食中心の食事はホルミシス効果によって抗酸化効果を及ぼす
    ・野菜、ナッツ、オリーブオイル、果実、魚、全粒粉が良い。
    ルール8:十分な睡眠
    ・中年になるまでに良い睡眠習慣(規則正しい睡眠習慣、就寝の6時間前以降はカフェイン、アルコール、とらない)
    ルール10:引退は絶対やめよう、ノスタルジア(郷愁)を大切にしよう
    ・引退すると、健康状態が悪化、知力が衰える、精神病リスク増大、
    ・脳は20歳前後の記憶をひいきする
    ・感謝の気持ちを記録して寝る
    ・平均寿命が最も内外、ブルーゾーンの人は活動的、健康に良いものを食べ、ストレス少なく、楽天的、

  • 売り方が悪い。老境に入った研究者が書く、ユーモアとサイエンスに満ちたこの世の去り方、になるのか何になるのかわからないが、もうちょっと品位がある表紙もあり得たのではないだろうか。見た目から思い出す言葉は「即物的」になってしまう。老研究者の紳士的なイメージとか、ユーモアの感覚とか、文章から感じられるものと宣伝文句があまりにかけ離れている。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

ジョン メディナ博士(ジョン メディナ)
分子発生生物学者
分子発生生物学者であり、ワシントン大学医学部生体工学科で教鞭をとっている。人間の脳の発達や精神障害の遺伝学的研究を専門とする。これまでに、ワシントン大学工学部の年間最優秀教授、メリル・ダウ医学生涯教育最優秀教授、バイオエンジニアリング学生協会年間最優秀教授(二度受賞)に選ばれている。著書に『脳の力を100%活用する ブレイン・ルール』(NHK出版)など。

「2020年 『ブレイン・ルール 健康な脳が最強の資産である』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ジョンメディナ博士の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×