医者が教えるサウナの教科書――ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか? [Kindle]

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想・レビュー・書評

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  • サウナがとっても好き!

    やっぱサウナ室→水風呂の後の「外気欲」がめっちゃ重要ということが分かりました笑。

    サウナの時間は2時間とか、自然、デジタルデトックスできるのが良いです。

  • ■評価
    ★★★✬☆

    ■感想
    ◯サウナに入ってトトノウことを、医学的な検知と、自身の実践方法で説明した本。
    ◯ベストパフォーマンスを出すための原理原則が書いてあるので、次にサウナ行くときにはこうしようというのがわかり、とてもためになった。
    ◯サウナは時間があるときには、最高のリラックスできる趣味なので、サウナ好きの人と半日かけて連戦していきたい。
    ◯特に上野の『北欧』と錦糸町の『ニューウィング』は、評判がとても良さそうなのでぜひ行ってみようと思った。

  • 【サウナで脳をオフれ!】

    「医師が教えるサウナの教科書」

    ととのうって何?
    毎日入っていいの?
    二日酔いでも入っていい?
    医学的に正しい入り方ってあるの?

    米国のサウナは
    治療に使われているそうです

    依存症、うつ、不眠…

    何かしら不調を感じる人たち
    サウナに集まろう!

  • サウナに入れば仕事・人生も好転する

    【感想】
     やはりサウナは体・仕事に良い。日本に生まれてよかったことの1つと言ってもいい。普段、仕事で疲れていても、サウナに行ってスッキリすれば、あのダルさや鬱陶しい眠たさもどっか行く。サウナが疲れを取ってくれることは分かっていたが、高血圧にも良いとか、お肌の修復も促すとか、それほど効果があるとは思わなかった。数少ない趣味の1つとして、見かけたら入っていきたい。サウナは良いぞ。
     
     本書を読んだ理由として、サウナとお風呂の違いを知りたかったことがあった。それについても、少しだけ書いてあった。どうやらお風呂よりもサウナの方が疲労回復、生産性向上のパワーがあるらしい。サウナは空気を伝って人体を温めるから、水よりも熱くできる。ドライサウナの温度は100度近くなる。これが良いらしい。より高い温度で顔まで熱することで、血流の増加、交感神経をより刺激できるようだ。お風呂では、顔は熱することができないし、あまり熱すぎても不快になってしまう。

     メリットばかりのサウナだが、入ってはいけないケースについても記述があって勉強になった。子どもはサウナ室の環境に適応できないため、入るのは良くないこと。風邪の時にサウナに入ると症状が悪化するなど。用法を守ってこれからも正しくサウナを取り扱っていきたい。

    【本書を読みながら気になった記述・コト】
    ■サウナで「ととのった」状態とは
    ・副交感神経が活性しているのに血中にアドレナリンがあるという状態なこと。真正のととのいタイムは水風呂から出て約2~3分間しかない


    ■サウナに入るメリット
    ①脳疲労が取れる
    ②集中力が増す
    ③アイディアやひらめきが舞い降りる
    ④感情的にならなくなる
    ⑤睡眠をコントロールできるようになる
    ⑥感覚が過敏になる
    ⑦肩凝り・腰痛・眼精疲労がやわらぐ
    ⑧肌がきれいになり、痩せやすくなる

    ■サウナに入ると疲労物質が押し流されて筋肉疲労が回復する
    ・サウナに入ると心拍数が通常の2倍程度まで上がる
    ・筋肉への血流が増加し、疲労物質が押し流され、筋肉疲労が回復する
    ・体がスッキリする
    ・水風呂に浸かると、皮膚表面の血管が収縮する
    ・体の末端の血液が一時的に体の中心部分に集まることとなり、深部血流が増加する
    ・脳も深部血流であり、増加した血流によって代謝物質も改修される
    ・脳がスッキリしととのったように感じる

    ■サウナは脳と違って顔も温められる
    ・サウナに入ると、ヒートショックプロテインが出て、細胞が修復する
    ・サウナでは顔も温めることができるため、顔の皮膚をケアすることができる

    ■サウナに入ると合計500~1000mlの水分が失われる
    ・サウナで各セットの間に水分を摂ることが大事

    ■サウナでは身体が満遍なくあたたまるように座る
    ・普通にすわると温まり方にムラが出るサウナ室では高いところほど高温になるからだ。そのため、サウナ室では、できる限り足を上に持ってくるように座るといい。あぐらや体操すわり等

    ■サウナとお風呂の場合、サウナの方が疲労を取る効果がある
    ・サウナはお風呂よりも熱伝導率が低いため、100度近い高温でも火傷することがない。それにより、非常に高い温度の空気につつまれる。脳は思考等の余分なエネルギーを使うことができなくなり、脳が休まる


    ■サウナで高血圧に対処する
    ・サウナに入ると汗を大量に書くので、塩分と水分が排出され、血管も拡張する。これにより、血管にかかる圧力が弱まる

    ■子どもはサウナの環境に手適応できないので、入らないようにする。風邪の時に入るのもNG

  • サウナ5分→水風呂1分→外気浴
    最上段へ座る
    あぐらor体育座り

  • 一流のビジネスパーソンを目指すなら必要不可欠なサウナ活動。本書はそのバイブルと言ってもいいと思います。
    医学的見地から正しいととのい方を解説してくれているので、これから安心してサ活ができそうです。

  • サウナの効能や効果的な入り方について、学識的な側面を含めて分かりやすく解説した一冊。
    施設や費用から完全に取り入れるのは難しい面もあるが、紹介されている理想を意識しながら取り入れていきたいと思う。
    自分に合った、リラックスできるルーティンを追求する楽しさをサポートしてくれる。

  • サウナについて理解が深まった

  • ととのうを言語化してくれたような気がする。
    ととのうとは、非日常的な危機的状況を経験しておこる血中アドレナリンと副交感神経の差。
    結局は、体験で感じ取るしかないが、一石八長あってコスパがいいためやらない理由なし!

  • サウナの研究はまだあまり成熟してる分野じゃないし、正直根拠のあるデータは少ない。
    ただ、サウナの気持ちよさに目覚めるきっかけになった一冊なので、感謝はしている。

    私はこの本を読んで、サウナ(温冷浴)が自律神経を整えると知ってサウナに行き始めた。
    結果、かなり体調がよくなったため、かれこれ3年ほどサウナに通っている。
    低血圧で湯あたりしやすい私には、サウナで温まるほうがふらつきがなくて楽に体を温められるようだ。 

    もっとサウナに関する研究が進むといいね。

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著者プロフィール

慶應義塾大学医学部特任助教・日本サウナ学会代表理事
群馬県富岡市出身。北海道大学医学部医学科を経て、同大学院(病理学分野専攻)で医学博士号取得(テーマは脳腫瘍)。北海道大学医学部特任助教として勤務したのち渡米。ハーバード大学医学部附属病院腫瘍センターにて膵臓癌研究に従事。帰国後、慶應義塾大学医学部腫瘍センターや北斗病院など複数の病院に勤務。専門はすい臓がんを中心にした癌全般と神経変性疾患の病理診断。病理学、生理学にも詳しく、人間が健康で幸せに生きるためには、健康習慣による「予防」が最高の手段だと言うことに気づき、サウナをはじめとする世界中の健康習慣を最新の科学で解析することを第二の専門としている。サウナを科学し発信していく団体「日本サウナ学会」を友人医師、サウナ仲間と作り、代表理事として活動中。初の著書「医者がが教えるサウナの教科書」(ダイヤモンド社刊)はロングセラーに。

「2023年 『医者が教える 究極にととのう サウナ大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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