さまざまな作家の猫にまつわる物語が読めて面白かった。ひとえに猫好きといっても、多種多様なのだな、と思った。中には、猫が出てくるだけでほとんど物語に関わっていないものや、猫ぎらいの人のエピソードもあり、猫好きだからといってこういう人たちを排除してはいけないのはわかっていつつも、この話、必要ないよなと思ったりもした。あくまで既存作品の寄せ集めであり、オリジナルエピソードでないのがすこし残念だった。
ただ、改めて思うのは、これほど多くの人に影響を与えるのは生き物は、猫だけなのではないだろうかということ。さすが猫様である。

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感想投稿日 : 2019年8月18日
読了日 : 2019年8月18日
本棚登録日 : 2019年7月29日

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