キャッチャ-・イン・ザ・ライ

  • 白水社 (2006年4月1日発売)
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感想 : 550
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あるYouTuberが、「この作品は、10代のうちに読んでほしい。」と紹介されていたのだが、その言葉がよく分かりました。主人公のホールデンの投げ遣りな感じが、思春期の危ういさを醸し出している。誰にも縛られたくないし、相手と会話を合わせようとしない、嘘をつく、自分以外はインチキ野郎だと思う所とか、誰しもが通っていく、この時期の青春感がとっても良かったです。
村上春樹訳も良いスパイスでしたね。
何年経っても色褪せない不朽の名作です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年1月17日
読了日 : 2024年1月17日
本棚登録日 : 2024年1月17日

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