詩的で不思議な本のタイトルと、美しい装丁。読了後、見事に物語と調和していることに気づき、小川洋子氏の緻密に構成された世界観に感動しました。たくさん書きたいことはありますが、これから読む方に初見の感動を味わってもらいたいので、短めのレビューにします。
私はリトル・アリョーヒンが入る「からくり人形」を、舟越桂氏の作品をイメージしながら読みました。彼の作品の憂いを帯びた切ない雰囲気が、主人公と重なります。
主人公の祖母の言葉ひとつひとつが、主人公への愛情を感じられました。あっ、、おばあちゃんっ子の方!泣いてしまう本なので、家で1人で読むのをオススメします。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
文学(日本_現代)
- 感想投稿日 : 2022年8月26日
- 読了日 : 2022年8月24日
- 本棚登録日 : 2022年8月14日
みんなの感想をみる
コメント 2件
hiromida2さんのコメント
2022/09/17
Reyさんのコメント
2022/09/18