マラウイの農家の息子であるウィリアム・カムクワンバは、旱魃による飢饉のため、学費が払えず中学校を中退した。必ず復学できると信じてNPOの作った小さな図書館に通い、自己学習をはじめる。図書館で電気の本や風力発電の本を見つける。苦手な英語で書かれた本を翻訳しながら読み、風力発電を自分で作ろうと考える。
とにかく、なんでも作ってしまうのがすごい。また、飢饉の実情が描かれていて、その時の体験が、みんなの生活に役立つものを作ろうという力になって行くところも感動的。そして、苦労は報われるんだなぁと嬉しくなる。
中学生や高校生に読んでもらいたい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年4月27日
- 読了日 : 2021年4月27日
- 本棚登録日 : 2021年4月27日
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