「君の膵臓を食べたい」を読んだ時は涙涙だった。似た設定だけど、この作品は静かに読むことができた。アキの生きていた過去といなくなった今が別物ではないと感じてしまう。死は生につながっている。肉体がなくなってしまう物理的死は耐えられないが、心の中では思い出や声を聞くこともできる。朔太郎のおじいさんの言葉も深みがあり、心に響いてくる。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年6月7日
- 読了日 : 2023年6月7日
- 本棚登録日 : 2023年6月7日
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