ローマ亡き後の地中海世界2: 海賊、そして海軍 (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2014年7月28日発売)
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十字軍の時代になり海洋都市国家が育って来て、いよいよキリスト教世界の反撃かと思いきや、イスラム世界の方にも変革の気配が。
海賊に連れ去られ奴隷にされた人々の救出運動も起こってきます。
しかし、身代金を払って救出すればするほど、身代金目的の拉致が減らないという矛盾を抱え込みます。
海賊による拉致が19世紀まで続いていたことにびっくりです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 外国歴史
感想投稿日 : 2014年9月10日
読了日 : 2014年9月10日
本棚登録日 : 2014年9月10日

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