カッコウの卵は誰のもの

著者 :
  • 光文社 (2010年1月20日発売)
3.25
  • (138)
  • (619)
  • (1166)
  • (256)
  • (41)
本棚登録 : 5771
感想 : 781
3

なかなか話が進まず、モヤモヤしながら読みました。
カッコウの卵は、風美と伸吾(の才能)のことだったんですね。
伸吾の父の言葉、「才能の遺伝ってのはさ、いわばカッコウの卵みたいなもんだと思う。本人の知らないうちに、こっそり潜まされているわけだ。それを本人がありがたがるかどうかわわからない。そのカッコウの卵は他の誰のものでもない、伸吾だけのものだ。」
興味のないことに才能があったとしても、それを孵化させるかどうかは本人次第だってことですよね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年3月21日
読了日 : 2020年3月20日
本棚登録日 : 2020年3月20日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする