ついに兵は動き始めた。石田三成方の軍勢に居城・田辺城を囲まれた細川幽斎は、籠城に耐えつつ朝廷からの使者を待つ。その秘策は「古今伝授」を楯に取り、朝廷から和議の勅命を印き出すこと…。さらに幽斎にはもう一つの切り札「連判状」があった。そこに名を連ねる大名とは、いったい誰なのか。果して幽斎の「天下三分の計」は可能なのか?前人未到の「関ケ原」を駈ける意欲作。
2009.7.17読了
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史小説
- 感想投稿日 : 2008年8月3日
- 読了日 : 2008年8月3日
- 本棚登録日 : 2008年8月3日
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