ホテルを題材にした作品は、小説に限らず好きなのですが、これはホテルではなく、アパートの話でした。
性格も趣味も違う3人(?)、帽子ときゅうりと数字の2が友達になるお話。
お互いを羨ましく思ったり、変だと思ったり…。
何だかもの哀しい感じがするのは、挿絵のせいかもしれません。人気のない螺旋階段。
でも、物語は、はじまりがあれば、終わりもあります。別れがくれば、出会いを懐かしく想うものです。
こういう雰囲気、結構好きです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
江國香織
- 感想投稿日 : 2011年10月30日
- 読了日 : 2011年10月30日
- 本棚登録日 : 2011年10月30日
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