逃走論―スキゾ・キッズの冒険 (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房 (1986年12月1日発売)
3.25
  • (17)
  • (28)
  • (84)
  • (19)
  • (3)
本棚登録 : 711
感想 : 34

salonタレ目で隣り合ったお客さんが最近読んだというのを聞き読みたくなり/逃走する文明、ゲイ・サイエンス、差異化のパラダイス、スキゾ・カルチャーの到来の計44pのみ読了。/スキゾ型ってのは、分裂型の略で、そのつど時点ゼロで微分=差異化(ディファレンシエート)してるようなのをいい、パラノ型ってのは偏執型の略で過去のすべてを積分=統合化(インテグレート)して背に負ってるようなのをいう。ギャンブル志向とためこみ思考、逃げることと住むことの対比。/軽やかなタッチで書かれた、35年前に流行った本を手にとり。当時はきっと新しかったのだろう、と思いつつ。/それにしても「微分=差異化」なんてよく使われる語法だったのだろうか/取り残されるより先に逃げたほうがいい。行き先なんて知ったことか/サカタ・セクステット「TRAUMA」は聞いてみたいと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年3月4日
読了日 : 2019年3月3日
本棚登録日 : 2019年2月24日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする