絡新婦の理 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社 (1996年11月5日発売)
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本棚登録 : 3472
感想 : 289
5

再読だけど、読了日の登録がなかったので、
新規で登録し直し。

15年振りくらいの再読だが、とにかく面白い。
辞書並みの分厚さだけど一気に読んでしまった。
今回もキリスト教やユダヤ教、悪魔崇拝、
心理学、性風俗に関する事柄など盛り沢山。
読んでるはずなのに、再度勉強させてもらいました。

これだけの錯綜した事件を破綻させることなく
描ききっている作者の力量に改めて感嘆。
蜘蛛こと織作茜に関しては、
続く「塗仏の宴」でも描かれていたはずだけど、
そこでもう少し掘り下げられてたかな?
あまり間隔をあけないで、そちらも再読しましょう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年4月25日
読了日 : 2014年4月25日
本棚登録日 : 2014年4月25日

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