人質の朗読会

著者 :
  • 中央公論新社 (2011年2月1日発売)
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ひそやかに、耳元で語られるような、やわらかな連作中編。音も色もあるのに、その向こう側の静謐がより大きな音で聴こえるのが、小川洋子という人の物語のすごいところだ。
「やまびこビスケット」と、「コンソメスープ名人」が特にすき。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: あ行の作家
感想投稿日 : 2012年7月21日
読了日 : 2012年7月21日
本棚登録日 : 2012年7月14日

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