([え]2-9)怪奇四十面相 江戸川乱歩・少年探偵9 (ポプラ文庫クラシック え 2-9 少年探偵)

著者 :
制作 : 成井豊 
  • ポプラ社 (2009年3月5日発売)
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本棚登録 : 181
感想 : 17
4

やばい。これ、ぶっ飛んでて面白い。これがあの有名なポストに化ける怪人四十面相なんですね!! それに対抗して小林少年が百貨事典に化けたりと、仮装大賞状態が続いていきます。洋館の主人まで骸骨の全身タイツで登場で逃げ場なし。
暗号ネタとかいろいろあって、最後は「黄金どくろ」を求めて小島の洞窟の中へ…という展開は「大金塊」を彷彿とさせます。冒険小説としては「大金塊」の方が面白かったと思いますが、こちらはやはり明智・小林少年と怪人四十面相のだまし・だまされの応酬が楽しかったです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国内ミステリ
感想投稿日 : 2011年7月12日
読了日 : 2011年7月12日
本棚登録日 : 2011年7月12日

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