怒りの葡萄 (下巻) (新潮文庫)

  • 新潮社 (1967年5月25日発売)
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カリフォルニアは各地から集まって来た農民に充ちていた。不当に安い賃金、百万エーカーを所有する一人の地主のために十万の農民が飢える。かくてこの広大な沃野に実を結んだのは、ほかならぬ”怒りの葡萄”であった―数度の実地調査に基づく詳細なルポルタージュ的作品の内に、強烈な社会意識と深い人間愛が脈うち、息づまるような緊迫感のみなぎるピューリッツァー賞受賞作。<裏表紙>

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感想投稿日 : 2016年7月28日
本棚登録日 : 2016年7月28日

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