借金地獄から逃げるために他人を手に掛け別人になりすまして生きている女を追うサスペンス。時代設定が古いな~って思ったけどそもそも書かれたのがその次代だったと気づいた。サラ金地獄の時代かな。追っても追っても実像がつかめない女、罪を犯してるんだから悪人なんだけど、哀しい人生に同情してしまうし共感し憐れむような気持ちにもっていかれる。最後の最後にその女を見つける、、読者に「やっと会えた、、」という感動を与えるあたりはすごいと思った。本当に会いたかった人に会えた、、という感動すら覚えた
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年4月14日
- 読了日 : 2018年4月13日
- 本棚登録日 : 2017年11月5日
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