NO.6の治安局員に連行された沙布を救うため、紫苑とネズミは「人狩」に乗じて、矯正施設の内部へと潜り込むことを決意する。そのための事前情報を得るため、力河のもとへ通ってくるNO.6のエリート高官を捕まえることに。ネズミの冷酷な一面を見たくないと思ってしまう紫苑は、高官を拷問にかけようとするネズミを止める。そして待っていた人狩りがついに決行される日がやってくるのだった・・・。
うーん、焦れる。三巻でもまだ潜入しないのかと思いましたが。実はまだこの巻でも潜入してないのよね。ようやくその直前までは来ましたけど。でも今回はいろいろ新発見ありでした。イヌカシが実は・・・とかびっくりだったぜ。まあ一番はやっぱり紫苑の正体ですが。ネズミを怯えさせるほどのものがあるとは・・・ひそかに彼の父親がカギを握ってると思うんだけど、どうなんだろう。本編とは関係ないけど、あとがきでNO.6を支えてくれてた人の訃報を知って悲しくなった。作者はもちろんだけど編集者としてこのシリーズを生みだしてくれたことに感謝。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
国内小説
- 感想投稿日 : 2011年8月31日
- 読了日 : 2011年8月31日
- 本棚登録日 : 2011年8月31日
みんなの感想をみる