『海街diary』ともリンクしている連作短編集だけど、20年前の作品ということで、読んでて遠い目になっちゃってる(笑)。高校生男女の愛と性の物語として幕を開けながら、男子に愛を向ける男子、女子に愛を向ける女子と狭い間柄でも展開が広がり、最後で語られる事実には衝撃。恋愛下手でも人に愛を向ける喜びっていいな…と改めて思う。大好きな『桜の園』にも通底するテーマでこれまた嬉しい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日々の本とかマンガとか
- 感想投稿日 : 2015年7月5日
- 読了日 : 2015年7月5日
- 本棚登録日 : 2015年7月5日
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