[ネタバレあり]
小さい時にDVが原因で障害を負い、殺人事件を起こしてしまう。病院を出て知り合った家族のガレージで暮すことになるが、ここにもトラブルメーカーの男がいて、主人公が彼を殺すことになることが話半ばで分かるように作っていて、そちらに向かって話は着実に転がっていく。今回は障害がゆえの殺人というわけでもなくて、ちょっとしたヤクザ映画のフンイキである。それがまぁ救いですかね。
最初はパッとしいなビリー・ボブ・ソーントンなんだが独特のしゃべり、障害者ならでのは雰囲気、身のこなし。前屈みの姿勢等で魅せられてしまいます。
シンプルがゆえに妙に生々しい殺害シーンもいいですね。
彼が監督・脚本・主演を兼ね、アカデミー脚色賞に輝いてるんですね。
ただ障害者が悲劇を迎えるというのはよくある話で、一つ一つはキチンとした完成度を有しているのだが、まとまると同工異曲になってしまう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2010年3月28日
- 読了日 : 2009年4月29日
- 本棚登録日 : 2009年4月29日
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