正直、読後「?」となった。淡々と読み進めていって、気付いたら、読み終わっていた。謎な部分は全てそのまま。場面場面の時間設定を、とても細かに記す意味は。静かで冷たいところで、確実に何かがのそりと動いているのだろうけど。いろいろなものを次から次へと生み出し、最終的に終始がつかずに結論を告げられた感じ。盛り上がりはないし、フィナーレもない。あちら側とこちら側。…アンニュイ!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
村上春樹
- 感想投稿日 : 2011年2月7日
- 読了日 : 2010年10月11日
- 本棚登録日 : 2011年2月7日
みんなの感想をみる