能登怪異譚 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (1993年7月20日発売)
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本棚登録 : 125
感想 : 19
4

能登を舞台とした民話調怪談。
能登弁で書かれていて、慣れていないとちょっと読みにくいが、それがまた地方の怪異を醸し出し、ジリジリと怖さが滲み寄ってくる気がする。村上豊さんの絵も昔話を彷彿とさせるのだが、話はバサリと突き放される冷たさがある。
「箪笥」の理由のわからない怖さが良い。情景を思い浮かべてみるとホント怖い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: アンソロジー
感想投稿日 : 2019年1月22日
読了日 : 2019年1月22日
本棚登録日 : 2019年1月22日

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