「杉村三郎」シリーズ第一弾。主人公・杉村三郎は本多コンツェルンの経営者一族に名を連ねるサラリーマン。結婚した相手がたまたま資産家だったことに今でも慣れていない。舅の運転手を長年務めた男が自転車事故で亡くなり、遺族である男の二人娘に請われる形で真相調査をすることになった。男の隠された過去に触れることになる。
登場人物が複雑に絡み、少しずつ真相を明かしていくストーリーの運び方がやはり巧い。
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- 感想投稿日 : 2016年9月2日
- 読了日 : 2016年8月8日
- 本棚登録日 : 2016年8月8日
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