この本の内容は、・眼窩前頭皮質という脳の一部が、我慢する機能と密接なかかわりを持つ。・この部分の臨界期は3歳。つまり、3歳以降この部分の発達は期待できない。・授乳の量、時間を規則正しく行わないとこの部分が未発達となってしまう。昨今のはやりの卒乳などもってのほか。・いい加減な授乳で育てられた子供は、我慢する能力に欠け、この欠陥は成長後も保持される。キレる子供の多くはこのパターンである。 脳についての研究は定説が覆されることも多々あるため、ここに書かれていることが絶対的とはいえないだろうが、乳幼児を持つ親としては捨ててはおけないセンセーショナルな提言である。「三つ子の魂、百まで」とはよく言ったものである。
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- 感想投稿日 : 2018年10月23日
- 読了日 : 2009年6月30日
- 本棚登録日 : 2018年10月23日
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