両親の離婚の危機に直面したワタルは近所の幽霊ビルから幻界という異世界に旅立つ。幻界を司る運命の女神はどんな願いでもひとつだけ叶えてくれるという。自身の運命を変えるため、ワタルの壮大な冒険の旅が始まる。
宮部みゆきさんは実はかなりのゲーマーらしく、内容も人種差別、政治、宗教、戦争など王道RPGさながらの要素が散りばめられており、かなり楽しめた。新装版のイラストレーターがFF12やFFTといった自分好みのナンバリングのイラストも手がけていたのもどっぷり浸かれた要因。
そして主人公のワタルが旅の中で成長していく様がとても感動的だった。あぁ、やっぱりRPGってこーゆーものだよなぁと懐かしさも与えてくれた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年7月15日
- 読了日 : 2021年7月15日
- 本棚登録日 : 2021年6月29日
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