フロスト警部シリーズ第5作、下巻。
面白かったです!
人員不足のさなかに次から次へと起きる事件は、硬軟取り混ぜた種類の雑多さがにぎやかで、テンポよく描かれるために事件のひどさはいつまでも残りはしない。
深刻な事態の中で睡眠不足になりつつも、とんでもないジョークを飛ばして皆をあきれさせるフロスト警部。
これぐらいタフじゃないと、警官なんてやってられないかも?
何しろ陣頭指揮をとれるのはフロスト警部ぐらい。
気が合わないマレット署長は、捜査の失敗をフロストを左遷させる機会ととらえるのだが‥そうは問屋がおろさない?
どう転ぶかわからない展開で読ませます。
ふとした機会に見せるフロスト警部の心配りが印象的。
訳文もいいので、気分よく読み終われました!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリ(ヒーロー)
- 感想投稿日 : 2014年1月9日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2013年12月8日
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