ダーリンは外国人: 外国人の彼と結婚したら、どーなるの?ルポ。
- KADOKAWA(メディアファクトリー) (2002年12月1日発売)
2002年発行の本で、読むの3回目。
見やすい絵で気楽に読めて、笑えて、ちょっとためにもなります。
ゆったり暮らすカップルの何気なく尊重しあう様子が微笑ましい。
一緒に暮らすイタリア人の彼氏トニーは大学講師でジャーナリスト。
面白くなるほど彫りの深い顔で、真面目で純粋。
日本人が家族のことを謙遜してけなすと、真面目に受け取って悲しむとか。「いいところ、いっぱいあるのに」って。
でも外国のブラックジョークは平気なのね。
映画を見るときは、泣いたり笑ったり、飛び上がったり。
笑いの沸点が低いのは外国人ならではなのか、個性なのか?
部屋を借りにくいのは、外国人も漫画家も同じぐらいだとか。
外国人と付き合っていると知った家族の反応も面白い。
日本語ペラペラで外国語オタクな彼なので、日常会話は日本語。
学者さんなので頭の中は難しいことでいっぱい。
語学の話をするのも面白そうだけど、時々レベルが高すぎて困る?
同じ部屋にいて話しかけても返事をしないことも多く、しまいに彼女がキレルほど。
では暇なときに話しかければいいのかというと、暇なときがほとんどないという。これは外国人だからじゃなくて、学者さんだからですね。
物は出来るだけ持ちたがらず、倹約家。
その精神はいいけど‥ちょっと細かい?
料理は出来ないトニー。
朝ごはんを作って持ってきてくれて「ハニー」と呼ぶなんて甘いシーンは全然ないそう。
お皿を洗ってくれるようにはなったが、綺麗に洗えていないので指摘すると、自分のやり方でやるので任せてくれと言う。
いや、ちゃんと出来ていない段階でそれ言う資格ある?でも共同生活するとき、角を立てないほうがいいこともあるわね‥
互いに許しあう方針の、作者のやりかたもわかります!
日本食も何でも食べられるが、一番好きなのはトマト味なので、簡単。
冷蔵庫にチョコアイスを取りに行くときのトニーが格好でバレバレっていうのが~笑えて、ツボでした♪
- 感想投稿日 : 2014年9月6日
- 読了日 : 2014年9月6日
- 本棚登録日 : 2014年8月13日
みんなの感想をみる