なんとなく懐かしい街並みに、ゆったりとした空気が流れる。サンドイッチと教会と古びた映画館、そしてスープ!
読んでいるとどこからか美味しそうなスープの香りが…本の中から、たまらないスープの香りが漂ってきているんじゃないかと思ってしまう程、もうすっかりこの本の世界観に魅了されてしまった。特別な事件は起こらない。ごくごく普通の日常と小さな出会い、そして小さな幸福。それがたまらなく愛しく思えた一冊だった。
読書状況:読み終わった
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┣吉田篤弘
- 感想投稿日 : 2013年9月13日
- 読了日 : 2013年9月13日
- 本棚登録日 : 2013年9月8日
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