とても宗教的な話が多くて、しかも、禅的なアプローチと一神教のアプローチを対比させるところがとても面白かった。因果論からの脱却をタコが語る。変分法。光の屈折率。未来はすでに書かれている。一般的な知性は因果律を求めるために作られていて、ある種の欠落がそもそもの前提になっていて、それを埋めていく作業を輪廻を通じてずっと続けていくと結構しんどくない?娘に対しての回想が続く。結果はすでに分かっている中でfalling down with a style。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2020年5月13日
- 読了日 : 2020年5月13日
- 本棚登録日 : 2020年5月13日
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