博士の愛した数式 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2005年11月26日発売)
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心が癒され、溢れる愛を感じ……。
交通事故による脳の損傷で記憶が80分しか持続しなくなってしまった元数学者の博士宅に派遣された優秀な家政婦とその息子ルートが、博士との心のふれあいを通して、相互の思いやりと溢れる愛が感じ……。博士が書く美しい数式と共に描いた物語になっています。博士を愛する義姉の姿が垣間見えます。
素数(そすう)とは、1 より大きい自然数で、正の約数が 1 と自分自身のみであるもののことです。
素数は、2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19, 23, 29, 31, 37, 41, 43, 47, 53, 59, 61, 67, 71, 73, 79, 83, 89, 97,…

【読後】
歩きながら車のナンバープレートを見ると、あぁ~、11は、13は、17は、19は、素数だ。34は、素数ではないと反応しながら歩いている自分にビックリします。
本を読み、映像も見ました。本のイメージとは少し違いますが、博士役の寺尾聰さんが印象に残っています。家政婦役の深津絵里さんの記憶がないのです。なぜかな?

【音読】
2021年10月17日から10月27日まで、大活字本を音読で読みました。この本の底本は、2005年12月発行の新潮文庫「博士の愛した数式」です。本の登録も同本で行います。大活字本では、第1巻~第3巻まであります。

博士の愛した数式(大活字本)
2006.07発行。字の大きさは…大活字本。2021.10.17~27音読で読了。★★★★☆
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【バックナンバー】
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私は、本を登録するときには、著者名と登録した年(2021)で登録しています。たまにシリーズ名でも登録もします。例えば「風烈廻り与力・青柳剣一郎」などです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他
感想投稿日 : 2021年10月31日
読了日 : 2021年10月31日
本棚登録日 : 2021年10月15日

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