職場の皆で、一つの目標に向かって一丸となれば仕事が進むはず。だが現実は一人一人が自分の仕事にかかりきり、困っている職場の人へ手を差しのべられない、協力し合えない職場となっているケースが多い。その原因と一応解決策を提示している本。
組織たるもの色々な人がいて、考え方や思想も十人十色。答えは一つではない。でも一人一人が生き生きと仕事に取り組むようになるには、賃金アップでは不十分で一人一人が存在を承認されることが必要だ、というような主旨である。成功事例としての職場紹介では、些か宗教に近いと感じたが、一つの目標❨というより思い❩に邁進していくわけだから宗教と似たようになるのも納得。結論でもあるとおり行き着く先はセオリーではなく人間らしい?強い思い、のようだ。
結局冷めた人間には冷めた職場❨不機嫌な職場❩がお似合い、ということなのかな。と冷めた私がひねくれた感想を持ってみる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
解説本
- 感想投稿日 : 2018年7月8日
- 読了日 : 2018年7月8日
- 本棚登録日 : 2018年7月8日
みんなの感想をみる