虚ろな十字架

著者 :
  • 光文社 (2014年5月23日発売)
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感想 : 755
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やっぱり東野さんの文章は惹きこまれますね。
続きが気になって読むのをなかなか止められない。
内容も面白かったし、最後までちゃんと物語として完結しててさすがだなーと思いました。
私は死刑廃止は反対ですが、読んでるとどっちの気持ちもわからなくもなく。
こればっかりは遺族の気持ちを大事にしてほしいって思うよね。
そういう意味では赤ちゃん殺しの遺族とは?に共感できたし。
殺した罪は罪だけど堕胎とどう違うと言われるとそれもそうだよねと思ったり。
色々考えさせられる奥が深い内容でした。
自殺の方法にhideちゃんと思われる描写があってhideちゃんを思い出してしまいました(悲)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 東野圭吾
感想投稿日 : 2017年3月6日
読了日 : -
本棚登録日 : 2017年3月6日

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