最後のエピソードは謎多きおじゃる様の過去話。大狐がどうしてお公家様みたいな格好であんな雅な感じなのか、ついに明かされた。おじゃる様がいい狐で本当に良かったし、死んだことを理解した上で息子、孫代わりとして様々なことを教えてくれたあのご家族もほんといい人たちだった。
以前少し出てきたお坊さんみたいな人も今度こそちゃんと話にしっかり関わって、どういう経緯でおじゃる様を笛に封じるに至ったかも分かってすっきり。元から悪狐じゃなくて安心した。
相変わらずの四人が活躍したし、おじゃる様が探していたものも見つかって実にハッピーエンドだった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年10月19日
- 読了日 : 2022年9月1日
- 本棚登録日 : 2022年9月1日
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