福井県立図書館の司書さんたちが、日々の業務で経験した、利用者さんの書名の勘違いや思い違いをネタになんと本を出版。この情報でたどり着くのか〜と感心したり、クスッとさせられます。おすすめです。

2024年4月12日

読書状況 読み終わった [2024年4月12日]
読書状況 読み終わった [2024年3月27日]
読書状況 読み終わった [2024年2月29日]
読書状況 読み終わった [2024年2月5日]
読書状況 読み終わった [2024年2月5日]
読書状況 読み終わった [2024年2月5日]

魚屋のおじさんに追いかけられ、トラックに乗ってしまったねこのルドルフ。気づいた時は見知らぬ街でした。そこには賢くてめっぽうケンカの強いボスねこイッパイアッテナがいて…。魔女のおばあさん、くま先生、飼いねこプッチー…、出会いや体験を通して、大事なことを学んでいくルドルフ。ふたりの(ねこの)友情にジンワリします。ルドルフは大好きな飼い主のりえちゃんの元へ戻ることができるでしょうか?

2024年1月30日

読書状況 読み終わった [2024年1月30日]

いやー、面白かった!

2024年1月3日

読書状況 読み終わった [2024年1月3日]

小説家の中脇初枝さんが選ぶ、世界に伝わる女の子の昔話。知恵と機転で幸運をつかむ女の子、友だちと力を合わせてピンチを切り抜ける女の子、怠け者だけど幸せになっちゃう女の子…。勧善懲悪だけではない、昔話の豊かさを感じます(「あとがき」の、末っ子、3人目3番目についての考察も興味深いです)。「女の子はなんにでもなれるし、なんにもならなくたっていい」。中脇さんがすべての女の子に送る最高のエールです。

2023年12月7日

読書状況 読み終わった [2023年12月5日]
読書状況 読み終わった [2023年12月1日]

お友だちのように、自分も妹や弟が欲しいなぁと思っているなつこ。ある日、お母さんのエプロンのポケットに、小さな赤ちゃんがいるのを見つけます。やがて親ゆびほどの大きさの女の子になり…。なつこと”ムーちゃん”の不思議な冒険物語。「わたがしねこ」「ビー玉ろうか」「とりこみ屋」etc.ユーモラスなしかけが次々と登場します。大人になっても心に残る作品です。

2023年12月6日

読書状況 読み終わった [2023年11月30日]

以前、菅野完さんが動画の中で激賞していたので、手に取ってみました。もちろんいわゆるハウツーものではありません。恋の告白や悩み相談、お金の貸し借り、裏切りや策略etc…。5人5様の手紙によってストーリーが展開します。三島由紀夫の異色作。晩年にこんな軽妙洒脱な作品があったとは驚きです。登場人物の言葉を借りて、時折、筆者の批評精神が顔をのぞかせるのも面白いです。ちなみに主役的位置の「氷ママ子」の手紙は私の脳内で美輪明宏の声で再生されていましたが(調べると『紫の履歴書も』同時期に出版されているようですね)、終盤に「紫色の服」の描写があってエッ!となりました。雑誌『女性自身』の連載小説というのも意外です。裏表紙の紹介にあるように「文例集」になるかはわかりませんが、おすすめです♪

2023年10月24日

読書状況 読み終わった [2023年10月23日]

今年上半期の芥川賞受賞作品。この本をきっかけに、読書バリアフリーという言葉が注目されています。紙製の本を手に持ちページを繰る、この当たり前の行為が、身を削るほど困難な人がいる…。本好きを自称し、紙の本に愛着を抱く自分としても、これはガツンとやられました。ブックサイトのレビューなどはなかなか賛否両論。知らない言葉が次々と出てくることもあり、私自身スンナリ読めなかったのですが、著者の”常識”に斬り込む鋭さ、何より「書く」ことへの強い思いに大物感を感じました。次回作を期待したいです。

2023年10月22日

読書状況 読み終わった [2023年10月22日]

今から約9年前、ホテル・オークラ本館の建て替え工事決定を受け、世界的なクリエイター達がその存続を訴え反対の声を上げていた。こんなことをつい最近、SNSのあるコメントで知りました。ボッテガ・ヴェネタ、マーガレット・ハウエル、ポール・スミス…彼らがリスペクトし、こよなく愛したホテル・オークラ本、そして日本モダニズム建築とは。高度経済成長期、日本各地に造られ、今や歴史的・文化財としての価値が高まっていることを知りました。老朽化という言葉だけで片付けず、再生の道を探って欲しいと願います。

2023年10月12日

読書状況 読み終わった [2023年10月12日]
読書状況 読み終わった [2023年9月20日]

NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」”縁の下の幸福論 〜校正者・大西寿男〜”(2023年1月13日放送回)という番組で、この方のことを知りました。まず「校正者」が主役としてテレビに出ることに驚き。作家から信頼を寄せられる徹底したその仕事ぶりは、もはや校閲、いや編集の領域ではないかと思うほど。大西さんが身上とする「積極的受け身」とは…? SNSやネットで誰もが発信できる時代だからこそ、「校正のこころ」は誰でも持てるという言葉が印象的です。校正者のイロハから、実際の校正者とのQ&Aも収載。おすすめです。

2023年9月7日

読書状況 読み終わった [2023年9月7日]
読書状況 読み終わった [2023年7月11日]

「種子法」という言葉がさかんに聞かれた数年前、本書の存在を知り、気にはなっていたのですが、今ごろやっと読みました。子どもの頃から種が好き。公園で拾ってきては植え育て、ホームセンターでは種や苗を買ってとせがんだという著者。やがて興味は、地域の伝統野菜へ。放っておけば失われる伝統野菜の種を引き継ぎ、広めることを思い立ちます。中学3年生で起業、高校生でタネを流通・販売する実業家に。とにかく勉強家・読書家で驚かされる。そして、その柔和な笑顔から、周りの人を味方につける魅力があるんだろうなぁと。遺伝子組み換えやゲノム作物に対する問題意識の持ち方、冷静な見方は、大人より冷静だと思います。文中の、多様性こそが人間の生存戦略という言葉が印象的でした。おすすめです。

2023年7月7日

読書状況 読み終わった [2023年7月7日]
読書状況 読み終わった [2023年6月1日]
読書状況 読み終わった [2023年5月29日]
読書状況 読み終わった [2023年5月21日]
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