前巻に引き続き、パリヤさんとウマル君が微笑ましい。段々と二人が距離を縮めてゆく過程が丁寧に描かれている。
また、パリヤさん自身が友達も増え、不器用ながらも少しずつ周囲の環境に順応し、自分自身を変えようとしているところが素晴らしい。
アミルさんとカルルクさんもまた、相変わらず仲睦まじくて良い。アミルさんは、いつも姉さん女房の余裕というか、ゆったりとしたところを感じる。でも、夫のカルルクさんのこととなると、少し余裕を失うほど一生懸命だけど。そこも可愛いと思える。
パリヤさん、ウマルさんの戦いで破壊された家も新築なり、二人の結婚式も近いのかな?
昔は今と違い、皆が助け合って暮らしていたと判る。生きてゆくのに厳しい時代ではあっても、良い時代だともいえる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年5月6日
- 読了日 : 2023年5月6日
- 本棚登録日 : 2023年5月6日
みんなの感想をみる