ある日うっかり子供の通う小学校のPTA会長に推薦され、3期を勤め上げた経験を語った軽いテイストのルポルタージュだ。
たくさんの「PTAの常識」ネタが出てくるのだけれど、これがまたことごとく「えっ、そうなの」と思うものばかりで興味深かった。
そもそもPTAというのは個々に活動していて、地区によって方針ややっていることが全然違う、というのも初耳だったし、行政組織に組み入れられているというのも知らなかった。
かなりソフトに書いてあるけれど、役員たちの間での軋轢があったことや、役員だった人たちのやんごとない家庭の事情も出てきて、日常は小説よりも奇なりだなぁとしみじみ思った。
それにしてもPTA役員って本当に大変だ。
読書状況:読み終わった
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好奇心が満たされる
- 感想投稿日 : 2017年6月7日
- 読了日 : 2017年6月7日
- 本棚登録日 : 2017年6月7日
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