遠藤周作本人を連想させる、主人公の小説家勝呂。敬虔なキリスト教徒であり、作家であるかれが新宿のいかがわしい界隈で女と遊んでいる姿が頻繁に目撃される。本人にはまるで覚えがない。
無意識の具現化、いつまでも追いかけてくる、醜い自分というよりかは楽しみにifの果て、脅迫観念の権化という感じかな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本文学
- 感想投稿日 : 2015年11月15日
- 読了日 : 2015年11月15日
- 本棚登録日 : 2015年11月15日
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