死呪の島

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店 (2014年10月30日発売)
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本棚登録 : 185
感想 : 43
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どろどろのホラーと爽やかな青春小説がうまく調和したバランス感がよかった。
運命の力には誰も抗うことはできない。
ボタン一つ掛け違えただけなのに本来生きられるはずの幸福な生活とは真逆の怖ろしい闇が待っている。
赤子だった椰々子が閉鎖的な島に漂着してから始まる呪いの力、顔とり、続く身近な人の死、スピード感もあり早く先が読みたくてページを捲る手が止まらない。
死をもって呪から開放されたルネも運命に翻弄された被害者でありただただ安らかに眠ってほしいと願った。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: さ行
感想投稿日 : 2016年1月30日
本棚登録日 : 2016年1月30日

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