都会的で女遊びが好きな大学教授が、社会的に転落した結果、新しい愛と多様性の受容を達成する話。後半に娘の家で強盗に襲われてからの話は深くて切れ味があって良いのだが、前半の転落するところまでのスケベ親父っぷりがひどくて引いた。
全体としては、人生も後半になって大きな内心の変化に至るまでの主人公の心情がとてもよく書かれているし、訳文も端正さと切れ味がよく文句なし。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
一般文学(海外)
- 感想投稿日 : 2018年5月2日
- 読了日 : 2018年3月21日
- 本棚登録日 : 2018年5月2日
みんなの感想をみる