日本人を考える 司馬遼太郎対談集 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋 (1978年6月25日発売)
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感想 : 19
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 日本人には任侠は根付いていない。長い歴史の中で、どの時代でも国を信じることが出来たために日本人には小集団の任の発想がない。一方隣国、中国の民衆には現代でも根強く任がいきわたっている。彼らにとって国家の支配者はいずれ誰かにとって代わられるものという認識があるのだ。なので家族や身内に発生する任とは、現代でも彼らの生命維持に関わる重要なことなのである。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教養・知識・雑学・その他
感想投稿日 : 2013年10月10日
読了日 : 2013年10月4日
本棚登録日 : 2013年10月4日

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