シリーズの第1巻から読んでいるが、怖さは増しているようだ。原題と雰囲気が違う和題に少し戸惑いを感じる。ピロスカは絵からロシアン人形のようだ。イレズミではTATOOではなく日本語を採ったところからアートの意味であると解釈した。(刺青にはたぶん著者も知らないであろう歴史がある。)最後の描写は目に映るようであった。ボートの乗った少年あたりからだんだんと怖くなってきた。サルの意表をつく結末が一番面白かった。泥ではホフマンを想起した。スクリムシャーは第1作の“盗む”事を思い出す。最後にトリカブトで短編集の結末を全体として締めている。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史文化
- 感想投稿日 : 2010年11月24日
- 読了日 : 2010年11月16日
- 本棚登録日 : 2010年10月30日
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