虚ろな十字架

著者 :
  • 光文社 (2014年5月23日発売)
3.69
  • (313)
  • (936)
  • (790)
  • (77)
  • (13)
本棚登録 : 6121
感想 : 755
4

冒頭の甘酸っぱい青春の回想から一転、話は娘が殺されるという殺人事件へ。
被害者遺族、夫婦の戦いから裁判の結末。その夫婦も離婚の道を選び…。
その元妻が殺害された事件から物語の核心へと進んでいく。
読んでいる時は結末が見えずらかったけど。
冒頭の回想が意外なかたちで絡んでいき。
そしてひとつの決断をしてこの物語は終わる。
おそらく読んだ人それぞれ感じ方が違うのかなと。
読み終わた後確かに「答えの出ない問い」というもの、僕も感じました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年6月27日
読了日 : 2021年6月27日
本棚登録日 : 2021年6月27日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする